日本HP、Windows環境向け高性能ファイルサービスソリューションを発売
Windows環境向け高性能ファイルサービスソリューションを発売
-可用性とパフォーマンスを直線的に増強できるWindows環境向けファイルサービスソリューションを提供-
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都品川区、社長:小田 晋吾)は本日、ゲートウェイ型高性能ファイルサービスソリューション「HP StorageWorks Enterprise File Services Clustered Gateway(以下、EFS Clustered Gateway)」において、従来のLinux OSを採用したNFS(*1)サービス向け製品に加え、新たにWindows(R) OSを採用したCIFS(*2)サービス向け製品を発売します。
*1:UNIX系OSのファイル共有サービス用のプロトコル
(サン・マイクロシステムズ社開発)
*2:Windowsのファイル共有サービス用のプロトコル
<HP StorageWorks Enterprise File Services Clustered Gateway とは>
EFS Clustered Gatewayは、HP ProLiant DL380 G5に専用ソフトウェアを搭載したアプライアンス製品で、SANとクライアントマシン(サーバまたはPC)の間にゲートウェイとして配置することにより、クライアントマシンに高速で可用性の高いファイルサービスを提供します。(システム構成イメージ図参照)「対称型クラスタ」として全てのノードが動作するため、ノードを増やすことによって直線的にファイルサービスのパフォーマンスを増強できます。
■EFS Clustered Gateway システム構成イメージ図
(イメージ図は下記のURLをクリックしてご覧になれます)
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/images/fy06-198.gif
EFS Clustered Gateway 製品の特長
・高性能:1ノード当り170MB/秒以上のパフォーマンスを発揮、最大16TBのファイルシステムを128個まで作成可能。
・拡張性:既存の構成にノードを増設することにより、最大16ノードまでパフォーマンスと可用性を拡張可能。
・可用性:クラスタファイルシステムと対称型クラスタにより、全てのノードが同じファイルシステムからファイルサービスを行い、ノード障害時には透過的フェイルオーバーによりユーザに影響を与えない設計。
・投資の保護:より高いパフォーマンスが必要な場合にも、従来製品のようにシステム全体の買い換えではなく、ノードの追加で対応可能。
<本日発表の新製品>
本日発売するHP DL380G5-WSS Clustered Gatewayは、Windows Storage Server 2003 R2を採用したEFS Clustered Gatewayです。
従来製品(NFS版)がUNIXクライアントを対象としていたのに対し、本製品はWindowsクライアント向けに特化しており、Active Directory環境にスムーズに組み込むことができます。一般的なWindowsクライアント向けのNASおよびファイルサーバでは、提供可能なファイルサービスのパフォーマンスは導入時の構成で決定されますが、本製品では最小構成(2ノード)での導入により初期コストを抑えながら、ビジネスの成長に合わせてノードを追加し、パフォーマンスを強化することができます。そのため、ファイルサーバの統合や、ストリーミング配信サーバおよびビデオレンダリングサーバ向けのファイルサービスといった用途に適しています。
製品名 HP DL380G5-WSS Clustered Gateway
最小構成価格(*3) 11,970,000円(税抜11,400,000円)
出荷開始 10月下旬
*3: 2ノード構成の価格。本製品はクラスタ製品のため、2ノード構成からの販売となります。
■本日発表の新製品については以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/storage_new
■HP StorageWorksに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/storage
■プレスルーム
http://www.hp.com/jp/pressroom/
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