トヨタケーラム、ワコム製液晶ペンタブレットとthink3製3D-CADソフトのセット販売を開始
ワコム社製「Cintiq 21UX」とthink3社製「i-Interact」
セット販売開始に関するご案内
- 設計作業の効率向上・時間短縮に貢献 -
株式会社トヨタケーラムは2006年10月下旬、株式会社ワコム製液晶ペンタブレット「Cintiq(シンティック) 21UX」とシンク・スリー株式会社(=think3)製3D-CADソフト「i-Interact」のセット販売を開始いたします。
この組み合わせにより、機構設計において、これまで不可能だった、手書きの自然な感覚で3次元曲線を描いたり、モデルを手書き感覚で変形させながら設計作業を進めることができます。さらに概念設計においても、デザイナーが、まるで画板と鉛筆を使うように、画面上で試行錯誤しながらスケッチ感覚で外装を具体化していくことができます。これにより、設計作業の効率向上や設計時間の短縮に貢献します。
ワコム社製「Cintiq 21UX」は、独創的な描画を表現するためのツールとして開発された高性能・高機能液晶ペンタブレットです。電子 ペンを使用して21型液晶画面に直接線などを描くことができるため、自由で直感的な描画と操作が可能です。
「i-Interact」は、think3社製3次元CADのオプションモジュールであり、曲線をマウスでなぞるだけで曲線や曲面を変更することができます。スケッチやデザインレビューなどのデザイン分野と、3次元CAD上で形状を創るモデリング分野を統合させた初めてのツールです。
【 「Cintiq 21UX」と「i-Interact」を組み合わせて使う場合のポイントと利用効果 】
1.画板と鉛筆で書くような感覚でデザインが可能。
これにより、オペレータにモデルデータを作成してもらう必要や、意図を伝えるためのコミュニケーション時間を削減できます。
2.画板のように、ディスプレイを倒して使用することができます。(机からの角度は最大で10°)
3.ペンタブレット上で描いた線は3次元曲線になります。
デザイナーが意図した曲線を即座に表現できます。
4.3次元曲線もペンでなぞるようにして自由に変形が可能です。隣接する曲線や曲面との連続性を保ちながら、即座にモデルの変形が可能です。
これにより、オペレータに変更してもらうことなく、即座に設計変更が可能になり、大幅な設計時間の短縮が図れます。
【 販売開始 】 2006年10月下旬 セット販売開始予定
【 販売価格 】 ・thinkiD 45万円/年間 +i-Interact 60万円/年 ~
・Cintiq 21UX 36万円~
※i-Interactを使用するには、thinkiDなどのGSM機能を持つソフトも同時に購入する必要があります。
※GSM(グローバルシェイプモデリング)とは、thinkiD独特の機能で、曲線や曲面をマウスなどで、自由に変形できる機能のことです。
【 販売目標 】 2007年度で100セット
【 お客様の問い合わせ先 】
株式会社トヨタケーラム 営業部名古屋営業室
TEL : 052-223-38468 FAX:052-223-3809
E-mail:arakawa@caelum.co.jp