新日鉄エンジニアリング、タイPTT-EP社から天然ガス開発用プラットフォームなど受注
天然ガス開発用プラットフォーム・海底パイプライン受注
【タイPTT-EP社/ボンコットフィールド開発用プラットフォーム及び海底パイプラインのターンキー受注、ならびにシェブロン社/タイシャム湾における開発用プラットフォーム据付及び海底パイプライン敷設工事の受注について】
新日鉄エンジニアリング株式会社(社長羽矢惇)、海洋・エネルギー事業部(事業部長西尾仁見)は、PTT-EP社(PTT Exploration and Production Public Company Limited,Thailand)より、同社が開発するタイ/シャム湾ボンコットフィールドの3基の天然ガス開発用ウェルヘッドプラットフォーム(WP18、WP19、WP20)とフィールド内パイプライン(16インチ、12インチのパイプライン約30km)の設計、調達、製作、据付、試運転を含む工事一式を受注致しました。
当社のタイ子会社であるThai Nippon Steel Engineering and Construction Co.,Ltd.(TNS社)が、プラットフォームの設計、調達、加工を行い、当社が保有する施工船「くろしお」にてプラットフォームの据付、パイプラインの敷設を行なう予定としております。完工は2008年春頃を予定。
当社は2001年以来、PTT-EP社の開発に関して継続的に受注しており、今回で5度目の受注となります。
また、シェブロン社(Chevron Offshore Thailand Limited社)からも、タイ/シャム湾における天然ガス開発用プラットフォームのウェルヘッドプラットフォーム据付とフィールド内パイプラインの海洋工事プロジェクトを受注致しました。
本工事の主たる内容は、ウェルヘッドプラットフォームの現地据付と、フィールド内パイプラインの現地敷設であり、完工は2007年11月を予定しており、当該工事も、施工船「くろしお」にて対応致します。
当社は、タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール等に拠点を構え、積極的な海外展開を図ってきておりますが、今後も継続的に開発を予定するPTT-EP社とシェブロン社との協力関係を維持するとともに、東南アジアを中心とした石油・天然ガス開発関連事業の発展に貢献して参ります