メディアフュージョン、入力インターフェイス開発ツール「XLeaf」のソースコードを無償公開
入力インターフェイス開発ツール「XLeaf」をオープンソース化
柔軟で拡張性の高いWebシステム構築を支援
XMLのトータルソリューションを提供する株式会社メディアフュージョン(本社:大阪市北区 代表取締役社長:榊原淳 以下メディアフュージョン)は入力インターフェイス開発ツール「XLeaf(エックスリーフ)」のソースコードをGPL*に基づき無償で公開します。
これまで、アプリケーションを開発する際、入出力画面や帳票などのフォームはプログラムを書いて作成しなければなりませんでした。そのため、大量のフォームが必要な場合は、開発者の大きな負担になっていました。
「XLeaf」は、必要なコンポーネントをドラック&ドロップにて自由にレイアウトし、簡単なスクリプトを記述するだけで、短時間で容易にフォームを作成することができます。まるで「Microsoft Access」で画面を作成しているような感覚でフォームを作成でき、開発工程を大幅に削減できます。
また、フォームはXML形式で定義されており、その定義ファイルをクライアントPCがサーバから受け取るだけでフォームが生成されます。
そのため、フォームの変更時もクライアントPCへアプリケーションを再インストールする必要はなく、サーバの定義ファイルを変更するだけで済みます。
さらに、定義ファイルがXML形式であることから、XMLデータベースと組み合わせて利用することで、ユーザごとにフォームの見せ方を変えることも可能です。
【ソースコードの申込み方法】
ソースコードは、メディアフュージョンのWEBサイト(http://www.mediafusion.co.jp/)よりお申し込みいただくことで、無償でダウンロードが可能です。
ソース公開する「XLeaf」は、GPLと商用ライセンスのデュアルライセンスです。
自社システムに組み込んで販売するなどGPLに適用できない形でご利用の場合は、商用ライセンスをご購入いただきます。
なお、ユーザーが自由に改変することが可能ですので、メディアフュージョンからサポートの提供はありません。サポートを必要とされるユーザー様向けには、商用ライセンスをご用意しております。
また今回、XMLデータベース「EsTerra XML Storage Server Express」も無償でご提供します。
「XLeaf」と合わせご利用いただくことによって、柔軟で拡張性の高いWebシステムの構築を支援します。
「EsTerra XML Storage Server Express」についてはバイナリコードでのご提供になります。
なお、「EsTerra XML Storage Server Express」を再配布したり、「XLeaf GPL Edition」との組み合わせ以外で使用することはできません。
*GPL(GNU General Public License):ソフトウェアのライセンス体系。ソースコードの公開を原則とし、使用者に対してソースコードを含めた再配布や改変の自由を認めています。また、再配布や改変の自由を妨げる行為を禁じています。
詳細については以下のURLをご参照ください。
http://www.gnu.org/licenses/licenses.ja.html