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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.28.Thu
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2007'04.16.Mon

小野薬品、短時間作用型β1受容体遮断剤「注射用オノアクト50」が新効能・効果を追加承認

短時間作用型β1受容体遮断剤「注射用オノアクト(R)50」

新たな効能・効果追加承認のお知らせ


 当社が創製・開発した本邦初の短時間作用型β1受容体遮断剤「注射用オノアクト(R)50」は、2002年9月に「手術時の頻脈性不整脈(心房細動、心房粗動、洞性頻脈)に対する緊急処置」の効能・効果を取得し販売してきておりますが、本剤について10月20日付で新たに「手術後の循環動態監視下の頻脈性不整脈(心房細動、心房粗動、洞性頻脈)に対する緊急処置」の効能・効果が追加承認されましたのでお知らせいたします。

 手術時にはさまざまな刺激(麻酔導入、気管内挿管、皮膚切開、手術操作など)が生体に加わることにより、主に交感神経からカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリンなど)が過剰に放出され、交感神経が興奮することにより、心拍数が増加し、頻脈性不整脈を発生しやすくなるといわれています。
 このような生理反応は手術中のみならず、手術後にも持続することがあり、特に虚血性心疾患や高血圧症を合併する患者さんなどで頻脈性不整脈が発生すると、心臓への負荷が増大し、ひいては心臓の冠動脈などの虚血により心筋梗塞を引き起こす場合があるといわれています。
 そこで、手術時のみならず手術後の頻脈性不整脈に対して緊急処置が可能で調節性に優れた薬剤の開発が望まれていました。

 注射用オノアクト(R)50は、このような医療現場のニーズに即して開発された薬剤で、主に心臓に多く存在するβ1受容体を選択的に遮断し、カテコールアミンによる心拍数の増加を抑制することで頻脈性不整脈を改善します。
 また、本剤の血中半減期は約4分と非常に短く、速効性で調節性に優れているのが特長で、手術時のみならず手術後の頻脈性不整脈に対する緊急処置に適した薬剤として、これまで以上に医療現場に普及・貢献出来るものと期待しております。

以上


注射用オノアクト(R)50の製品概要

一般名:塩酸ランジオロール

成分・含量:1バイアル中、塩酸ランジオロール50mgを含有

効能・効果:
 1.手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置
   心房細動、心房粗動、洞性頻脈
 2.手術後の循環動態監視下における下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置
   心房細動、心房粗動、洞性頻脈

用法・用量:
 1.手術時
   塩酸ランジオロールとして、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。
 2.手術後
   塩酸ランジオロールとして、1分間0.06mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.02mg/kg/minの速度で静脈内持続投与を開始する。5~10分を目安に目標とする徐拍作用が得られない場合は、1分間0.125mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、0.04mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測定し0.01~0.04mg/kg/minの用量で適宜調節する。

薬価:1バイアル 6,800円

包装:注射用オノアクト(R)50 5バイアル、10バイアル

製造発売元:小野薬品工業株式会社



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