JPRS、日本語JPドメイン名の登録・利用推進で指定事業者と普及活動を展開
JPRSが、日本語JPドメイン名の普及活動を拡大
-指定事業者と協力し、料金低廉化など登録・利用しやすい環境を創出-
JPドメイン名の登録管理及びドメインネームシステム(DNS)の運用を行う、株式会社日本レジストリサービス(略称JPRS、住所:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、本日、日本語JPドメイン名の登録・利用を本格推進するため、JPドメイン名の登録申込み先である指定事業者と協力し、料金低廉化を含む普及活動の展開を開始することを発表しました。
日本語JPドメイン名は、2006年10月1日現在、登録数122,411を数え、ccTLD(国別トップレベルドメイン)の国際化ドメイン名としては、世界第2位の登録数となっています。日本語JPドメイン名は、日本全国の駅周辺情報を紹介する「駅街ガイド」(http://駅街ガイド.jp)や、10月27日の「文字・活字文化の日」に因んだキャンペーン「読ませ大賞」の公式サイト(http://読ませ大賞.jp)で使われるなど、利用が進んでいます。また、日本国内でPCにおけるWebブラウザのシェアの約9割を占めるマイクロソフト社のInternet Explorerが、最新バージョン(IE 7)で正式に日本語JPドメイン名によるサイト閲覧に対応するなど、環境が整ってきており、日本語JPドメイン名の利用が本格化すると考えられます。
JPRSでは、このような環境の充実を受け、日本語JPドメイン名を更に登録、活用して頂きやすくするため、本日10月25日より新たな普及施策を指定事業者と協力して実施いたします。指定事業者によって異なりますが、次のような施策が実施されます。
(1)料金低廉化
-従来と比べ低料金で登録が可能
-ホスティング等のサービスとの同時申込みで、ドメイン名登録無料
(2)日本語JPドメイン名に関する情報提供の充実
なお、10月25日時点で、本施策に参加している指定事業者は、次の通りです。
株式会社アドミラルシステム、株式会社アンネット、
ソネットエンタテインメント株式会社、株式会社電算、
株式会社ヒューメイアレジストリ、ファーストサーバ株式会社
株式会社ミライコミュニケーションネットワーク(50音順)
また、JPRSが提供するJPDirectサービスもこの施策に参加し、本日より、料金の低廉化、登録及び利用の簡便化を図っています。
JPRSは、今後もJPドメイン名のレジストリとして、その公益性に鑑み、広くインターネットコミュニティ、社会のニーズに応えるべく、より利用しやすく価値の高いJPドメイン名環境の整備に努めてまいります。
■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
URL:http://日本レジストリサービス.jp/
http://jprs.co.jp/
JPドメイン名の登録・管理、およびドメインネームシステム(DNS)の運用を行う会社として2000年12月26日に設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。
■用語解説
日本語JPドメイン名(日本語ドメイン名)
日本語JPドメイン名は、○○○.jpという形式のドメイン名で、○○○の部分には、ASCII(英数字)に加えて、日本語の表記で使われる文字である漢字・ひらがな・カタカナを使用することができます。2003年3月にIETFから発行された国際化ドメイン名(IDN)に関するRFCで規定された技術を用いています。
■参考URL
1.「使おう!日本語JPドメイン名キャンペーン」
http://使おう.jp
2.「日本語ドメイン名登録料キャンペーン」(JPDirect)
http://jpdirect.jp/cam2006/