フランスベッド、日本赤十字社医療センターに在宅療養支援機器を住宅風に設置
在宅療養支援機器を日本赤十字社医療センターに住宅風に設置
在宅医療生活のイメージが容易に
弊社グループにおいて、福祉用具のレンタル・販売を手がけるフランスベッドメディカルサービス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:星川光太郎)は、在宅看護研究センター有限責任組合(代表:村松静子)と共同で、入院中の患者さんに、退院後の療養生活について理解を深め、実際に体感していただくことを目的として、日本赤十字社医療センター(東京都渋谷区広尾)内に「在宅医療支援展示室」を設置いたしました。
展示室は、同病院の外来棟受付横に設けられ、約13m2の成人コーナーと、約8m2の小児コーナーの2間からなります。どちらも実際の生活環境をイメージしたルーム展示により、介護ベッド、ケアチェア、吸入器、歩行器、車椅子などを配置して、在宅での療養に必要な福祉用具や医療機器が家庭に入るとどのような感じになるか等を再現しています。
この「在宅医療支援展示室」は、本年の医療法改正により、今後在宅での医療が推進されるターミナルケアや、慢性疾患の方の療養生活を支援するために設置したもので、患者さんや、ご家族の「退院後の生活がイメージ出来ない」、「在宅医療が分らない」「家庭の支援機器等が知りたい」といった声に応えるとともに、日本赤十字社の医療現場が考える「自宅に帰ることが患者さんの幸福」、「自宅に戻る不安を少しでも解消したい」といった理念が合致して実現したものです。
展示室では在宅療養を必要とされる患者さんご自身をはじめとして、ご家族や、来院者、医師、看護士、訪問看護の担当者、看護を学ぶ学生の方なども、実物を見て、具体的な生活像が理解できることから、在宅医療環境の質の向上や、理解促進の一助となり、在宅医療の展示モデルとして大きな期待が寄せられています。なお、医療施設にてこの様な試みを行うことは日本で初めて(日本赤十字社調べ)となります。
また、展示室開設に伴うセレモニーは、10月19日(木)、夕刻、同施設前で厚生労働省、日本赤十字社、同医療センター、弊社関係者、多数の出席のもとでとり行われました。
日本赤十字病院内、「在宅療養支援展示室」に関する概要は下記の通りです。
*添付資料をご参照ください。
フランスベッドホールディングス
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