ニッセイ同和損保、第三分野商品の保険金支払に関する検証結果など発表
第三分野商品の保険金お支払いにおける不適切な取り扱いに関する調査結果について
ニッセイ同和損害保険株式会社では、第三分野商品（疾病または介護を事由として保険金をお支払いする保険商品）において過去に保険金の請求をお受けしたものの、何らかの理由で保険金をお支払いできないとした事案のうち、不適切なお取り扱いがあった事案について調査を行ってまいりました。このたび、調査を完了いたしましたのでその結果をご報告いたします。
今回の調査は、過去５年間に、医療保険・がん保険などの第三分野商品において、疾病または介護を支払事由とする保険金をお支払いできないとした事案を対象として実施いたしました。その結果、不適切な取り扱いが確認された事案が１４２ 件あり、これらの事案による保険金のお支払い見込み額は合計で３，７７４万円となっております。これらの事案につきましては、取り急ぎお支払いの手続きを進めております。
損害保険事業の根幹をなす保険金支払業務において、このような事態を招いたことは誠に遺憾であり、お客さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。今後は、第三分野商品について保険金支払の集中処理体制、支払可否判断の適正性チェック体制の整備などを行うことで再発防止を徹底するとともに、お客さまをはじめ、広く社会から信頼される損害保険会社を目指して、努力を続けてまいる所存でございます。
なお、当件に関しまして、下記の通り専用のお問い合わせ窓口を設置し、お客さまからのご照会・ご質問に対応いたしております。
【お客さま専用お問い合わせ窓口】
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