日立マクセル、デジタル音楽を高音質で再生するPC専用のシステムヘッドホン4品を発売
新製品シリーズ「Vraison(ヴレソン)」第一弾
デジタル音楽を高音質で再生する
高音質化システムヘッドホンfor PCを4機種新発売
日立マクセル株式会社(執行役社長:角田 義人)は、独自の新技術「Bit-Revolution(ビット・レボリューション)テクノロジー」により、CDやMP3等のデジタル音楽を高音質化し、「自然な心地良い音」で再生するPC専用の高音質化システムヘッドホン4機種を11月25日に新発売いたします。マクセルでは、音へのこだわりのあるメーカーとして、高音質、高機能の技術を備えたヘッドホンなど音響機器製品のための新製品シリーズ「Vraison(ヴレソン)」を立ち上げており、今回の製品が「Vraison」シリーズの第一弾となります。
MP3などの圧縮音楽や音楽CDでは、響きや臨場感、雰囲気などを演出するための大切な要素と言われている、自然界や楽器に含まれている高音部分や微小音はカットされているのが一般的です。
今回発売するPC専用の高音質化システムヘッドホンは、独自技術の「Bit-Revolutionテクノロジー」により、高域周波数の補間とビット拡張によるスムージング処理などを行うことによって、CDやMP3等のデジタル音源の失われた高音域や微小音を自動的に補正・再現してSACD※1に迫る音質を実現するものです。楽器の高調波発生メカニズムを応用した高域補間を行うことにより、16kHzの周波数を最高周波数48kHzまで補間し、より原音に忠実な音質を可能とするほか、16ビット信号のデジタルデータを24ビット信号に拡張変換することでダイナミックレンジを96dBから120dB以上に拡大し、より原音であるアナログ音に近い音質を再現します※2。これにより、響き・臨場感・雰囲気などが加わった「より自然な心地良い音」を実現します。さらに、個人により異なる高音域の聴覚感度の補正を、一人ひとりのユーザーの耳に合わせた帯域調整を行い、ユーザーの耳の特性に合った本来の音を再現します。
すべての設定は、PC画面のほか、コントローラーにあるスイッチで簡単に設定することができ、お手持ちのPCで手軽に高音質音楽を楽しむことが可能です。ヘッドホンは、ハイエンドタイプ(オーバーヘッド型とインナーイヤー型)とスタンダードタイプ(オーバーヘッド型とカナル型)で4機種を用意。高音質化を活かす広帯域のヘッドホンにより、ユーザーの装着感、好み、使用環境を考慮したバリエーションを展開しています。さらにコントローラーのラインアウト端子からオーディオ用のアンプにつなぐことで、システムオーディオでもPCから高品位な音質で楽しむことができます。
今後マクセルは、今回発売する製品とあわせ、高音質を追求した音楽周辺機器のラインナップを拡充していくなど、音の専門メーカーとしてユーザー一人ひとりに合わせた高音質の音楽を楽しめる環境を提案していきます。また、Vraison製品情報サイトhttp://www.vraison.jp/を立ち上げ、順次関連情報を掲載していきます。
※1 SACD:Super Audio CD。DSD(Direct Stream Digital)という方式を採用し、120dBのダイナミックレンジと100kHz以上の周波数特性を実現している。
※2 ハイエンドモデルは24ビット/96KHz、スタンダードモデルは、16ビット/48KHzまで拡張。
*主な特長などは、添付資料をご参照ください。
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