シマンテック、インフラ業界向けに包括的な統合保護サービスソリューションを提供
シマンテック、インフラ業界別の包括的な統合保護サービス、Symantec IndustryCUREコンサルティングサービスを発表
第一弾として、金融業界を対象としたSymantec FinanceCUREを12月から提供開始
シマンテック コーポレーション(Nasdaq:SYMC、以下、シマンテック、日本法人代表取締役社長:木村 裕之)は本日、ITリスクを包括的に管理するよう設計された、インフラ業界向けの包括的な統合保護サービスソリューションであるSymantec IndustryCURE(以下、IndustryCURE)を発表、その第一弾として、Symantec FinanceCURE(以下、FinanceCURE)を12月より提供開始します。
IndustryCUREは、重要産業分野ごとの固有なITリスクのニーズに柔軟に対応することを目的としたサービスソリューションです。IndustryCUREは、日本の内閣官房情報セキュリティセンターが定義した重要インフラを構成する業界種別にあわせて、金融(FinanceCURE)、情報通信(TelecomCURE)、電力/ガス(Power&EnergyCURE)、そして行政サービス(GovernmentCURE)という4つのプログラムを用意いたします。
またIndustryCUREは、これらの業界に共通した問題を解決するためのサービスとして、コンプライアンス、IT基盤の標準化と保護、そしてビジネス維持/継続をはじめとして、広範に渡るITリスクを管理するノウハウ、技術とビジネスの専門性、そしてグローバルな経験を顧客に提供します。
この第一弾として提供が開始されるFinanceCUREは、金融のインフラと資産を保護するための、ポリシーコンプライアンス、オペレーションのサポート、金融業界に特化した技術サポート、教育、そして情報提供等のセキュリティサービスを提供します。FinanceCUREは、IPベースのATMの爆発的な増加や、オンラインやモバイルバンキングの需要の増大、そしてコンプライアンス対策やビジネス継続計画の見直しの必要性等を背景に、必須のサービスとして構成されています。FinanceCUREはまた、財団法人金融情報システムセンター(FISC)の「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」やSOX/JSOXに則り、ITリスクへの包括的な対策を講じることができるように設計されています。
金融業界のスタンダードポリシーを用いた準拠性監査や、IT統制に関するコンプライアンス対策、ビジネス継続計画の実効性評価や見直し、重要システムサーバーならびに接続するクライアントコンピュータや端末の保護対策、セキュアなアプリケーションを維持/開発するための人材育成、アプリケーション評価や開発プロセス改善などを含めた総合的な対策を支援します。
シマンテックコーポレーションのアジアパシフィック&ジャパンコンサルティングサービス本部バイスプレジデント/執行役員のマイルスバートンは述べています。「世界の経済活動は、IT障害をどれだけ抑えることができるかにかかっており、主要インフラの中核的なITサービスの中断が及ぼす影響は計り知れません。また金融固有のことをいうと、セキュリティやアベイラビリティ、そしてパフォーマンスやコンプライアンスのリスクを軽減するための対策は、自由化やグローバリゼーション、そしてオープンネットワーク化などを考えると必需です。シマンテックは、ワンストップで実現するコンサルティングサービスを提供することにより、主要なインフラ産業のITシステムを潜在的な脅威と不慮の事故から守ります」。
【 提供開始時期 】
FinanceCUREは、2006年の12月に提供開始の予定です。またTelecomCURE、Power&EnergyCURE、そしてGovernmentCUREは、2007年以降、逐次提供の予定です。
以 上
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■シマンテックについて
シマンテックは、個人および企業ユーザーに、情報のセキュリティ、アベイラビリティ、および完全性を実現するためのソリューションを提供する世界的リーダー企業です。カリフォルニア州クパティーノに本社を置き、世界40カ国以上に拠点があります。詳細はhttp://www.symantec.co.jpをご覧下さい。
*Symantec社の名称、ロゴ、は、米国Symantec Corporationの米国内およびその他の国における登録商標または商標です。
*その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標または商標です。