ハドソン、任天堂「Wii」で遊べる過去のPCエンジンゲームソフトのDLサービスを開始
PCエンジンの懐かしいゲームタイトルを、任天堂の「Wii」で遊べる!
ハドソン、“バーチャルコンソール”対応ソフトを
日本、北米、欧州で順次ダウンロードサービス開始
株式会社ハドソン(本社/東京都中央区、代表取締役社長/遠藤英俊)は、任天堂株式会社(本社/京都府京都市、代表取締役社長/岩田聡)から発売される新型ゲーム機「Wii(ウィー)」を使い、過去に発売されたゲーム機のソフトをWiiで遊べるWiiの“バーチャルコンソール”対応のゲームソフトとして、「PC原人」や「ボンバーマン’94」などPCエンジン用に発売されたタイトルを、日本・北米・欧州で順次ダウンロードサービスを開始いたします。
2006年内に、日本で8タイトル、北米・欧州で5タイトルを配信予定で、日本では今後1年間で60タイトル以上を配信予定です。サービス開始当初は当社が発売したタイトルだけですが、順次、他社タイトルも配信する予定です。ユーザーは好みのゲームタイトルをWiiのショッピングチャンネルで選び、インターネット経由でダウンロードします。1ダウンロード当たりの価格は600Wiiポイントで、支払いにはクレジットカード、Wiiポイントプリペイドカード(任天堂から発売)をご利用いただけます。
※1Wiiポイント=1円=1USセント=1ユーロセント
■“バーチャルコンソール”対応の配信ゲームソフト一覧■
1.日本国内
1ダウンロードの価格:各600Wiiポイント=600円
(Hu-CARD版のみ。Hu-CARDについては2ページの<「PCエンジン」および「TurboGrafx16」について>を参照)
配信タイトル:2006年内に計8タイトル
開始後1年で60タイトル以上予定(他社タイトルを含む)
PC原人、スーパースターソルジャー、ボンバーマン’94、高橋名人の新冒険島、
邪聖剣ネクロマンサー、ビクトリーラン、ダンジョンエクスプローラー、バトルロードランナー
2.北米・欧州
1ダウンロードの価格:各600Wiiポイント=US$6.00=EUR6.00(Turbo Chip版のみ※)
配信タイトル:2006年内に計5タイトル
開始後1年で40タイトル以上(他社タイトル含む)
PC原人、スーパースターソルジャー、ボンバーマン’93、ビクトリーラン、ダンジョンエクスプローラー
※「Hu-CARD」の海外での総称は「Turbo Chip」
■“バーチャルコンソール”について
新型ゲーム機「Wii」上でインターネットを通じてゲームソフトをダウンロードできる新たなシステム。ユーザーは過去の家庭用ゲーム機向けに発売された様々なゲームソフトを、Wiiで楽しめるようになる。当社は、この“バーチャルコンソール”向けに、当社と日本電気株式会社(旧:日本電気ホームエレクトロニクス株式会社)が共同開発したゲーム機「PCエンジン」シリーズ用に発売されたゲームソフトを供給し、過去の豊富なゲーム資産の有効活用を図る。さらに他社から発売されたPCエンジンタイトルについても、当社から配信する予定。
■「PCエンジン」および「TurboGrafx16」について
「PCエンジン」は、日本電気ホームエレクトロニクス社が発売したHE-SYSTEM規格に基づく家庭用テレビゲーム専用機(1987年10月30日発売、24,800円)。当社が開発した独自のLSI「C62システム」を搭載。CPUの処理速度、グラフィックの美しさ(512色)や迫力のあるサウンド(ステレオ6ch音源、2chサウンド出力可能)など、当時の常識を覆す高速・高性能を実現した。また超小型の大容量プラスチックROM「Hu-CARD(Turbo Chip)」でソフト供給したことも話題の一つ。
1988年12月4日には、CD-ROMをゲーム媒体に使用した世界初のテレビゲーム専用機として、「PCエンジンCD-ROM2システム」も発売。「TurboGrafx16」は、PCエンジンの海外版として1989年から北米で発売され、欧州では「TurboGrafx」として発売された。
※Wiiは任天堂の商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。