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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.27.Wed
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2007'04.23.Mon

フリースケール、自動車の電子化を推進する車載向けマイクロコントローラを発表

フリースケール、車載向けマイクロコントローラを強化

自動車の電子化を推進する16/32ビット・マイクロコントローラを提供


 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:高橋恒雄)は、自動車分野向けマイクロコントローラ(MCU)新製品2種類(MC9S12XHZ512およびMPC5561)と2つの新MCUファミリ(MC9S12XSファミリおよびMPC5510ファミリ)を発表しました。多くの電子部品を搭載した現在の自動車は、これまでにないインテリジェンスとコネクティビティを必要としています。今回発表された製品は、そうした高度に電子化する自動車のトレンドを推進します。

 MC9S12XHZ512: 車載用TFT(薄膜トランジスタ)ディスプレイ向け16ビットMCU
 MC9S12XSファミリ: ローエンド・ボディ制御アプリケーション向け16ビットMCUファミリ
 MPC5561: ドライバ・アシスト・システム・アプリケーション向け32ビットMCU
 MPC5510ファミリ: ハイエンド・ボディ制御アプリケーション向け32ビットMCUファミリ

 MC9S12XHZ512は、コプロセッサXGATEと車載計器クラスタ向けTFTディスプレイ・ドライバ搭載した16ビットMCUです。MC9S12XHZ512により、計器クラスタの設計を簡素化し、かつては高級車に限定されていた車載向けTFTディスプレイの実装コスト削減に貢献します。TFTドライバを集積していない標準MCUを使用した場合と比較して、システム・コストを2~4ドル(USD)削減でき、入門クラスの自動車にも、ダッシュボードに高品質なグラフィック・ディスプレイを迅速かつコスト・パフォーマンスに優れた方法で実装することを可能にします。


【 XGATEについて 】
 MC9S12XHZ512は、フリースケールの先進XGATEコプロセッサ・モジュールを統合し、S12ファミリの機能統合を発展させました。XGATEモジュールは、RISCアーキテクチャとC言語によるプログラミングにより、メインCPUから独立したプロセッサとして機能します。2004年に発表したS12Xアーキテクチャは、XGATEコプロセッサにより、独立したプロセッサの追加に伴うコストの増大や設計の複雑化に煩わされることなく、さらに高い性能を実現することができます。

 MC9S12XSファミリ6製品は、設計の柔軟性とプラットフォームの互換性に対するニーズに応えるため、ローエンドの車載ボディ制御アプリケーションに適した16ビットMCUファミリです。アプリケーションのニーズに合わせて、メモリ、パッケージ、そしてコストの最適な組み合わせから選択することができます。シート・コントローラ、ヒート・ベンチレーション/エア・コンディショニング(HVAC)制御モジュール、ステアリング・ホイール・コントローラ、サンルーフなどに適します。また、小型QFNパッケージ(7mm×7mm)の製品は、小型アクチュエータ、センサ・モジュール、およびコラム内蔵モジュールなど、スペースが制限されたアプリケーションに理想的です。

 MPC5561は、先進の自動車セーフティ機能に対する市場のニーズに応える衝突防止システム向けに適したPower Architecture(TM)テクノロジ・ベースの高性能32ビットMCUです。車間距離制御、ブラインド・スポット検知、駐車支援システム、およびアクティブ・ライトなど、イメージ・センサとレーダ技術を応用したドライバ・アシスト・システムに対応するMPC5561は、高性能の信号処理能力と高速イメージ・センサ・インタフェースやFlexRayネットワーク・コントローラなど、多くのインタフェースやペリフェラルを搭載しています。

 MPC5510ファミリ2製品は、Power Architectureテクノロジに基づいたシングルコアと80MHzのデュアルコアからなるファミリで、車載向け32ビットMCUとしてデュアルコア・アーキテクチャを採用しています。FlexRay、CAN(controller area network)、およびLIN(local interconnect network)プロトコルと、広範な通信機能をサポートしています。自動車の「バックボーン」ネットワークとしてFlexRayプロトコルの導入が進められており、集中ボディ・エレクトロニクスの統合を高めることができるMPC5510ファミリは、ボディ制御モジュール(BCM)、ゲートウェイ(FlexRayとCANおよびLINネットワークをリンク)、計器クラスタ・コントローラ、センタ・ディスプレイ・コントローラ、およびスマート・ジャンクション・ボックスなどハイエンド・ボディ制御アプリケーションに適しています。


(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)


【 フリースケール・セミコンダクタについて 】
 フリースケール・セミコンダクタ・インクは、自動車用、民生用、産業用、ネットワーキングとワイヤレスマーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。2004年7月にニューヨーク証券取引所に上場しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界30カ国以上の国で、半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。フリースケールはS&P 500(R)のメンバーであり、世界的な大手半導体メーカーです。2005年度の売上高は58億ドル(USD)でした。
 詳細は、 http://www.freescale.com をご覧ください。 


< 媒体読者からのお問い合わせ先 >
 テクニカルインフォメーションセンター
 Tel:0120-191014
 Email: support.japan@freescale.com

* FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、フリースケール社の商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。Power Architecture、Power.orgならびにPower、Power.orgのロゴマーク、関連するマークはPower.orgの商標であり、ライセンスのもとに使用されています。

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