損保ジャパン、インドに新会社設立で現地のアラハバッド銀行などと合弁契約に調印
インドにおける損害保険会社設立に係る契約調印について
-インド全土における保険事業展開の基盤づくり-
株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長 佐藤 正敏)は、インドの国営銀行であるアラハバッド銀行、インディアン・オーバーシーズ銀行、民間銀行であるカルナタカ銀行、およびダブール・インベストメント社と、本日、インドのニューデリー市内において損害保険会社を設立する合弁契約に調印いたしました。
本件は、初めてインド国営銀行団に認められる損害保険事業です。今後、損保ジャパンは順調な経済成長の続くインドにおいて高品質の保険商品・サービスを提供していきます。
1.合弁契約の概要
(1)出資者および出資割合
アラハバッド銀行(国営) 30%
インディアン・オーバーシーズ銀行(国営) 19%
カルナタカ銀行(民間) 15%
ダブール・インベストメント 10%
損保ジャパン 26%
*ダブール・インベストメントは一般消費財の製造・販売を行うダブールグループの持株会社です。
(2)設立する合弁会社の事業:損害保険業
(3)合弁会社名:Universal Sompo General Insurance
(4)資本金:15億ルピー(約39億円)
(5)本社所在地:ムンバイ市
2.合弁会社設立の狙い
インドの損害保険マーケットは好調な国内経済に支えられて近年拡大を続けています。昨年度の総元受保険料は5,000億円を突破し、今後も高い成長が見込まれています。
合弁契約を結ぶ銀行3行は、合わせるとインド全土に約3,700の支店を持ち、強固な顧客基盤を有しているほか、保険の銀行窓販の実績も有しています。損保ジャパンは保険会社運営に関するノウハウを、合弁契約を結ぶ3行はインド全土に展開する販売網を合弁会社に提供することで、日系企業のお客様に加えてローカルのリテール分野についても事業展開を図り、拡大しているインドマーケットにおいて高品質な保険サービスの提供を目指していきます。
3.今後の展開
今後、インド保険監督当局に免許申請を行っていきます。認可取得を前提としますが、2007年上半期の会社設立、営業開始を目指します。
以 上