三井住友カード、福岡空港の免税店で中国からの観光客向け決済サービスを開始
九州の空港初となる、中国からの観光客向け決済サービスを開始!
~ 中国人観光客誘致に向けて、ショッピング・観光を楽しんでいただける環境を整備 ~
福岡空港ビルディング株式会社(本社:福岡県福岡市、社長:笹沼 吉利)と三井住友カード株式会社(本社:東京都港区、社長:月原 紘一)は提携し、2006年11月11日(土)より、九州の空港初となる、「中国からの観光客向け決済サービス(銀聯(ぎんれん)カード)」を福岡空港免税店(国際線ターミナル内)で開始いたします。
銀聯カードは中国の銀行が発行するキャッシュカードに付与されたブランドで既に中国国内で約10億枚発行されており、ほとんどの中国人が所持しているカードです。
三井住友カードは昨年12月に日本で唯一のパートナーとして中国銀聯と提携し、銀聯カードが日本国内の銀聯カード取扱加盟店でご利用いただけるようになりましたが、今回、福岡空港免税店(国際線ターミナル内)においても利用可能となります。
福岡空港は「九州の玄関口」として年間2百万人を超える国際線の利用があり、アジア、特に中国からも「一番近い日本」として複数の航空会社が就航しており、中国からの旅行客も年々増加しております。
福岡空港へのサービス導入により、中国からの観光客・ビジネス客にとって免税店でのお買い物の利便性が大幅に向上いたします。
中国から日本に訪れる旅行者は、2005年65万人、2~3年後には100万人に及ぶといわれております。九州にも多くの旅行客が訪れており、九州の観光振興に向け官民一体で設立された「九州観光推進機構」においても、中国からの観光客誘致は重点テーマの1つとなっております。
今回の福岡空港への導入を契機とし、今後も九州全体に本サービスを拡大することで、中国からの旅行客にショッピングや観光を楽しんでいいただける環境を整備し、九州への中国人観光客誘致活動をサポートしてまいります。
以 上
中国銀聯は2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、中国での銀行間決済ネットワーク運営会社です。中国を中心に香港、マカオなどの金融機関180行以上が銀聯ネットワークに参加し、中国国内で発行されているほぼ全てのキャッシュカードに銀聯ブランドが付与されており、約10億枚発行されております。海外の銀行・カード会社とも積極的な提携を行い中国国外での銀聯カードの利用拡大を図っており、2004年5月の香港での利用開始を皮切りにマカオ、韓国、シンガポール、タイと利用可能国を拡大しております。2005年12月には米国、ドイツ、フランス、日本においては三井住友カードとの業務提携により大手家電量販店、百貨店、ホテル・旅館でも利用されています。