忍者ブログ

ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.27.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'04.24.Tue

NTTエレクトロニクス、音声処理機能強化・機動性向上のHDTVエンコーダ/デコーダ新製品を発売

音声処理機能強化・機動性向上の新“HDTVエンコーダ/デコーダ”シリーズ発売 

~初の16チャネルPCM音声対応、Dolby E符号化、IP化機能をオールインワンで実現~ 


 NTTエレクトロニクス株式会社(以下NTTエレクトロニクス、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 戸島知之)は、素材伝送、局間伝送における機能強化を図ったオールインワンの新HDTVエンコーダ/デコーダ製品「H5100シリーズ」を開発し、2006年11月10日より受注を開始します。

 本「5100シリーズ」は、高い映像品質で好評の現行製品「H3100シリーズ」の後継機種で、さらなる映像品質向上、高臨場感を実現するため音声伝送の多チャネル化、需要増大のIP伝送(※1)化、および機動性の更なる向上等のニーズを一体化により実現しました。

 本「H5100シリーズ」は、最大16チャネルのPCM音声入出力、さらにはDolby E(※2)またはDolby Digital (※3)モジュールの内蔵に加え、IPインタフェースなどもオプション搭載でき、従来3つ以上の別々の機器で処理していたものを一台で実現し、機動性を大幅に向上しました。
 このほか、衛星伝送における秘匿性向上を実現するBISS-1/Eスクランブル(※4)機能の搭載、Webでユーザ操作性向上をねらったHTTPメニュー(※5)の採用、SNMP機能(※6)によるメンテナンス性の向上により一層のユーザ・フレンドリ化を実現しました。

 本「H5100シリーズ」の符号化処理は、自社開発の高画質1チップMPEG-2コーデックLSI「VASA」を搭載し、本装置の軽量・小型化や電源投入からの高速な起動を実現しています。尚、本「H5100シリーズ」には、エンコーダの「HE5100」とデコーダの「HD5100」とがあり、日本放送協会(NHK)様との共同開発により製品化しました。

 今後は、AVC/H.264製品とあわせて、製品ラインナップの充実を図っていきます。

 尚、本製品は国内最大の放送機器展示会2006年国際放送機器展(InterBEE2006(International Broadcast Equipment Exhibition 2006);11月15日(水)~17日(金)、幕張メッセで開催)に出展します。


【H5100シリーズ 登場の背景】
 当社現行モデル「H3100シリーズ」は、高い映像品質であることが評価され、各種国際イベントやスポーツをはじめとした現場からのHDTV中継シーンや局間伝送において、日本はもとより海外の放送局での採用例が増えています。このような中、デジタル放送の番組制作環境において高臨場感を実現するため5.1チャネル以上、特に8チャネルを超える音声伝送の要求があり、またIP伝送の需要の高まりでIP化機能の一体化の要求がありました。このような声に応えて、機能をオールインワンで実現したものが「H5100シリーズ」です。


【H5100シリーズ 新機能と特長】

1.音声機能を大幅に強化

・Dolby E、またはDolby Digital エンコーダ・モジュールを内蔵 (オプション)【注】外付けDolbyエンコーダ不要、省スペースで大幅に運用操作性が向上"
・PCM音声入出力 8チャネル、オプションで16チャネルに対応
・Dolby Digitalパススルー機能 

2.IP伝送用Ethernetインタフェースを搭載(オプション)

3.HTTPメニュー搭載、SNMP機能でメンテナンスが容易に

4.BISS-1/E機能搭載、衛星伝送にて秘匿性が向上(オプション)

5.欧州RoHS指令に対応 

 【注】オプション指定により、HE5100 エンコーダはDollby E または Dolby Digital エンコーダ・モジュールのいずれか、HD5100 デコーダはDolby EとDolby Digital の共用デコーダ・モジュールが出荷時実装可能。


【用語解説】 
※1: IP伝送 
 インターネット・プロトコルを用いた映像の伝送方式。現在の放送素材映像伝送では専用線伝送が主流ですが、IP回線を用いた映像伝送によりコストダウンが見込まれるため、放送制作分野でも徐々に導入されつつあります。

※2: Dolby E 
 番組編集および配信に使われる最大8チャンネルの放送品質音声を伝送できる音声符号化技術です。耳で感じる音質の劣化を生じさせることなく、多くの回数にわたって番組の編集、符号化、再符号化を繰り返すことができます。
 
※3: Dolby Digital 
 コンパクトディスク上のリニアPCMコード1チャンネル分に満たないスペースを使って、最大フルレンジの5.1チャネルの伝送と保存を行うための符号化技術で、DVDの音声トラックなどに使用されています。
 
※4: BISS-1/Eスクランブル 
 国際衛星を用いた放送素材伝送における秘匿化方式です。 
 
※5: HTTPメニュー 
 WWW (World Wide Web) 閲覧で用いるブラウザを用いる、ホームページを見るような感覚の設定操作メニューです。 
 
※6: SNMP (Simple Network Management Protocol) 
 TCP/IPネットワークにおいて、ネットワークに接続された通信機器をネットワーク経由で監視・制御するためのプロトコルです。 

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[20800] [20799] [20798] [20797] [20796] [20795] [20794] [20793] [20792] [20791] [20790
«  BackHOME : Next »
広告
ブログ内検索
カウンター

忍者ブログ[PR]