2007'04.24.Tue
持田製薬、「JELIS」で「エパデール」が脳卒中再発リスクを抑制など研究成果を発表
「エパデール」が脳卒中の再発リスクを抑制
大規模試験「JELIS」の新たな解析結果が公表されました
11月11日(土)、第18回日本脳循環代謝学会総会(11月11~12日、東京都千代田区で開催)において、高脂血症、閉塞性動脈硬化症治療剤「エパデール」(一般名:イコサペント酸エチル、EPA)が脳卒中の再発を有意に抑制するという解析結果が、富山大学 田中耕太郎教授によって発表されました。
エパデールの大規模試験「JELIS」の登録症例において、5年間の観察期間中の脳卒中の発症は、EPA群と対照群の間で差は認められませんでしたが、脳卒中既往患者(EPA 群485例、対照群:457例)における再発は、EPA群33例(6.8%)、対照群48例(10.5%)であり、EPA群は脳卒中の再発を有意に20%抑制しました。
また、この再発抑制について、出血系脳血管イベントでは差がなかったものの、脳梗塞などの虚血系脳血管イベントについては、EPA群は対照群に比べて抑制する傾向がありました。
JELISについては、引き続き種々の解析結果が発表される予定になっており、エパデールの新たな知見が期待されます。
以 上
*添付資料あり。
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