AT&T、ベトテルと協業によりグローバル・ネットワークをベトナムに拡大
AT&T、グローバル・ネットワークをベトナムに拡大
~ベトテルとの協業により多国籍企業にネットワーキング・サービスを拡張~
【2006年11月15日 ベトナム・ハノイ発】
AT&T Inc.(NYSE:T)は本日、ベトナム大手の国営通信事業者ベトテル・コーポレーション(Viettel Corporation)との協業により、AT&Tグローバル・ネットワークの利用がベトナムで可能になると発表しました。ベトナムに拠点を持つグローバル企業のお客様の要望に対応し、AT&Tは先進的な情報・通信サポートを拡大していきます。
AT&T Operations Inc. ワールドワイド担当シニア・バイスプレジデントのクリス・ルーニー(Chris Rooney)は、「アジア太平洋地域で2番目のスピードで経済が成長しているベトナムは、当社がネットワークを拡大していく上で、極めて重要な市場です。AT&Tはすでに、世界経済の97%の地域にデータ・サービスを提供しています。
ベトテルとの協業により、この範囲がさらに広がります。これは、ベトナムで事業を展開しているグローバル企業に対する当社の取り組みと、お客様がどこで事業を展開していても高水準の品質と信頼性を実現する一貫したサービスを提供していくという決意を示しています。
また、グローバル企業は、効率的に機能するために国の枠組みを越えたネットワーク・サポートを必要としており、新しい市場に参入する際の意思決定は、信頼性ある通信インフラが利用可能かどうかによっても左右されます。
AT&Tとベトテルが協業体制を築くことで、通信に依存するさまざまな業界によるベトナムへの投資が促進され、ベトナムにおける経済成長がさらに推進されるきっかけになると期待しています。」と、語っています。
AT&Tではすでに、ベトナム国内通信事業者との相互接続契約により、ベトナムに拠点を持つお客様にサービスを提供しています。ベトテルがベトナム国内でサービスを提供し、AT&Tはベトナム国外でのサービスを提供していきます。
今回の協業の発表により、ベトテルとAT&TはベトナムをAT&Tグローバル・ネットワークに接続し、ベトテルを通じてベトナムの多国籍企業に先進的なネットワーキング・サービスを提供していきます。当初、バーチャル・プライベート・ネットワークとフレームリレー・サービスを提供し、将来はさらに多くのサービスを追加していく予定です。
11月に発表された(参照:http://www.jp.att.com/press/pr_110806.htm)インドでの事業開始に続くこのベトナムでの協業契約は、AT&Tがグローバル・ネットワークを拡大していく上で重要なマイルストーンであり、多国籍企業の増大する要望に対応し、米国や世界での接続を一層強化することになります。
今日、AT&TのMPLSベースのIPネットワークは、127カ国の1,600カ所以上のサービス・ノードからご利用いただけます。さらにAT&Tは、4万5,000カ所以上のアクセス・ポイントを通じて、149カ国でリモート・アクセスを提供しています。
■AT&Tについて
AT&T Inc.は米国内最大、そして世界でも屈指の通信事業持ち株会社です。AT&Tブランドのもと、グローバルに事業を展開するAT&T企業グループは、企業向けIP通信サービスで世界的な主要事業者であるだけでなく、高速DSLインターネット、市内および長距離通話、電話帳出版および広告サービスにおける米国最大の事業者です。AT&T Inc.は、米国随一の携帯通信事業者として5,870万の顧客を擁するシンギュラー・ワイヤレス社(Cingular Wireless)の株式を60%保有しています。AT&T Inc.ならびにAT&Tのサービスに関しての詳細はhttp://www.att.comをご覧下さい。