TCBとエンカレッジ・テクノロジ、内部統制の統合ソリューションを共同展開
内部統制の統合ソリューション『ESS REC for Propalms TSE』を展開
TCBテクノロジーズとエンカレッジ・テクノロジが提携
~情報資産一括管理とシステム操作記録を融合~
TCBテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 西村拓美 以下TCB)とエンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 石井進也 以下エンカレッジ・テクノロジ)は、企業の情報管理体制を飛躍的に向上する内部統制の統合ソリューションを共同展開します。
TCBが国内販売するサーバ・ベース・コンピューティング(以下SBC)ツール『Propalms TSE』を活用した情報資産の一括管理と、エンカレッジ・テクノロジが販売する『ESS REC』によるシステム及びアプリケーション操作の管理・記録を組み合わせ、企業経営の重要課題である統制活動の徹底と、情報漏洩対策、および業務効率向上の達成を、強力にサポートします。
この提携に伴い、エンカレッジ・テクノロジでは、『Propalms TSE』に対応した新製品『ESS REC for Propalms TSE』の出荷を本年12月より開始いたします。
「日本版SOX法」に伴い、財務報告の信頼性と関連法規の遵守の確保、ならびに業務の有効性と効率性の向上のためのITインフラと情報資産の総合的な管理統制、さらには操作の適切性の確保が、求められます。
この複雑かつ困難な要求事項を、同時に実現する統合ソリューションが、『ESS REC for Propalms TSE』です。
Windowsベースの情報システムにおいて、SBC環境を容易かつ安価に構築できるPropalms TSEの活用により、サーバ側でアプリケーションやデータ等の一元管理が可能な他、クライアント側からのアクセス制御・履歴管理もサーバ側で行うことが可能です。これにより、インフラも含めたシステム全体にわたる統制手法が非常に明確になります。
これに、システム管理基準等で求められる「オペレーションの実施結果の記録機能」や「実施計画と実施結果の差異分析の支援機能」などを装備した『ESS REC for Propalms TSE』を組み合わせ、ユーザ個々のデータとアプリケーション操作を連続記録することで、不正や誤操作の監査や、事故発生時の原因追求が可能になります。
このように、『ESS REC for Propalms TSE』は、今求められている内部統制の強化のみならず、企業基盤の総合的な強化を促進します。TCBとエンカレッジ・テクノロジは、この統合ソリューションを共同で展開することで、企業ニーズに積極的にお応えします。
【 出荷予定 】 2006年12月
【 予定価格 】 「ESS REC for Propalms TSE」 5同時ユーザライセンス ¥360,000~(税抜)
【 Propalms TSEについて 】
TCBテクノロジーズ株式会社が日本語版開発及び販売しているサーバ・ベース・コンピューティングツールです。システムの集中化とリモートアクセスが簡単かつ快適に実現でき、情報漏洩・ウイルス対策とTCO削減を同時に実現します。詳細は、http://www.tcbtech.co.jp/sbc/を参照下さい。
【 ESS REC for Propalms TSEについて 】
◇Propalms TSE上のアプリケーション操作内容を克明に記録
Propalms TSEで公開されている任意のアプリケーション操作の画面情報を含む以下の情報を克明に記録します。
●画面(動画) ●画面表示文字 ●キーボード操作 ●通信ポートの状態
●プロセスの状態 ●ユーザ名 ●コンピュータ名 ●ファイルアクセス
●マウスの軌跡 ●時刻 ●IPアドレス ●ウィンドウタイトル
◇監査機能
操作記録データはESS REC for Propalms TSEのサーバ内に暗号化されて保存されます。また、操作記録データは暗号化されて送受信されます。これにより操作記録データの改ざんを防止し、監査結果の信憑性を確保することが可能です。
操作記録データをビデオデッキのような操作感覚で再生し、ユーザのアプリケーション操作の一部始終を把握し監査することが可能です。あらかじめ監査ルールを設定しておけば、操作記録の自動点検を定期的に行う機能を実装しているため、監査負荷を軽減させることが可能です。
◇不正操作追跡機能
検索機能により速やかに不正操作を特定し、情報漏洩等の事故原因を特定できます。
◇操作端末側にソフトウェアのインストール不要
Propalms TSEサーバに「ESS REC for Propalms TSE」のAgentエージェントソフトウェアをインストールするため、操作端末側にソフトウェアのインストールが不要です。また、Propalms TSEにも特別な設定追加などは発生しません。
【 エンカレッジ・テクノロジ株式会社について 】
エンカレッジ・テクノロジは、ネットワークを中核としたコンピュータおよびコンピュータ機器やデジタル情報機器への依存がますます浸透する社会において、より健全なITインフラストラクチャマネージメントとして、その確実性、正確性、永続性を保証する仕組みと機能を提供することを通し、社会の発展に貢献することを目的としております。エンカレッジ・テクノロジは2002年11月に設立され、同年12月に複雑なコンピュータシステムの維持管理業務を最適化する製品として、統合運用プロセス監視システムESS(Encourage Super Station)をリリースいたしました。また、内部統制/内部情報漏洩対策製品として2004年8月にESS RECをリリースしております。今後もお客様、パートナー様目線での製品開発ならびに技術サポート、コンサルティングを提供してまいります。
※文中に記載されている製品名及び会社名は、一般的に各社の商標または商標登録です。