細川洋行、昭和電工プラスチックプロダクツの医療パッケージ事業を譲受
医療パッケージ事業の譲受・譲渡について
株式会社細川洋行(東京都千代田区、社長 山田積貞、以下「細川洋行」)と、昭和電工株式会社(東京都港区、社長 高橋恭平、以下「昭和電工」)および昭和電工プラスチックプロダクツ株式会社(東京都中央区、社長 竹内和久、以下「SPP」)は、今年末までを目処にSPPの医療パッケージ事業(以下「本事業」)を細川洋行が譲受けることで、このたび基本合意いたしました。
SPPは、現在、本事業の販売と管理機能を担い、製品の製造をSPP100%子会社の株式会社メディックス昭和(長野県大町市、社長 竹内和久、以下「MDS」)に委託しております。本件に伴い、SPPにおける本事業と共にSPPの保有するMDS株式を細川洋行に85.1%、昭和電工に14.9%譲渡する予定です。
本事業は、昭和電工が1987年に医療現場で使用される点滴用のガラス製輸液瓶の代替として、軽くて扱いやすいプラスチックフィルム製輸液バッグの開発に成功したことに始まり、その後、本事業を継承したSPPは、一層の事業拡大に努め、国内最大のプラスチックフィルム製輸液バッグ外販メーカーとしての地位を確立いたしました。
細川洋行は、プラスチック軟包装材や成型品の加工販売、包装機械の販売、包装システムの企画提案等を総合して手がけ、オリジナリティのある自社開発製品を数多く産み出してきており、食品や医薬分野のお客様からご好評をいただいております。プラスチック軟包装材分野では国内有数の競争力と規模を有しており、また生産や技術面での提携先は国内だけでなくヨーロッパ、アメリカ、アジアを始め全世界にわたっており、グローバルに事業を展開しています。今回、これらの既存事業とSPPの医療パッケージ事業を組み合わせることでさらに相乗効果を生み出し、本事業の価値を増大させ、かつ既存事業の高度化を図ることが、望ましいとの結論に達し、昭和電工およびSPPとの合意に至りました。
以 上
*各社概要は、添付資料をご参照ください。