イオン、MSC認証を取得した魚介類を販売開始
本日、国内小売業で初めて加工ライセンスを取得
海のエコラベル「MSC」認証魚介類を660店舗で販売いたします
イオンでは、11月29日(水)より、全国の「ジャスコ」「マックスバリュ」など約660店舗において“海のエコラベル”といわれるMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)認証を取得した魚介類の販売を開始いたします。
MSCは、自然破壊につながる方法に頼らず、資源利用の持続性と環境保全に配慮した漁業に認証を与え、そこで漁獲された魚介原料のみを使用し、製品化されたものにMSCエコラベルを付ける取組みを行っている国際的な認証団体です。MSCは、各国で資源・環境配慮型の漁業を認証する認証機関を認定し、その機関が実際の現場で漁業の認証を行います。現在、世界でMSCエコラベルが付いた製品が普及しはじめており、魚の乱獲や枯渇が問題視される中、非常に注目されています。
この度、イオンでは、“持続可能性”という視点から、お客さまに永続的に安心して魚介類を召しあがっていただくための取組みとして認証商品の展開を開始いたします。イオンのプライベートブランド「トップバリュグリーンアイ」としてアラスカ産塩紅鮭、いくら醤油漬を展開するほか、塩たら、たらこ、辛子明太子など、国内で初めてMSCエコラベルが添付される商品を全10品目販売いたします。
また、本日11月20日、イオン(株)は、国内の小売業としては初めて、「MSC-CoC(Chain of Custody)」認証を取得いたしました。CoC認証とは、MSC認証を受けた魚介類が、水揚げ後に非認証製品と混ざらずに正しく加工・流通されるためのライセンスとして設けられているものです。このCoC認証を取得することで、MSCエコラベル付商品を販売するだけではなく、自社で加工ができることを生かして、お客さまのご要望によりお応えできる品揃えの実現をめざしてまいります。
今後は、お取引き先さまにもご協力をいただきながら、MSC認証商品の販売品目や取扱い店舗数を増やすとともに、プライベートブランド商品としての展開も拡大していきたいと考えています。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)
以上