NTTレゾナント、「goo」でRSSフィードが作成できる「goo フィードメーカー(β版)」を提供
「goo」で、RSSフィードが簡単に作成できる「goo フィードメーカー(β版)」の提供を開始
~作成したRSSフィードは「Internet Explorer 7」等のブラウザで読むことが可能~
「goo フィードメーカー」のURL:http://fm.goo.ne.jp/
NTTレゾナント株式会社(*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)は、インターネットポータルサイト「goo」(*2)にて、ウェブサイトの更新情報や最新記事の見出し、概要などを自動的に配信するRSSフィード(以下、フィード)を簡単に作成できる「goo フィードメーカー(β版)」の提供を開始します。
「goo フィードメーカー」は、ウェブサイトに掲載されている新着情報などのテキストリンクから、簡単にフィードを作成することができるウェブ上のサービスです。本サービスでは、NTTサイバーソリューション研究所の開発した、部分指定インタフェース技術や部分抽出技術といった技術を活用し、ウェブサイトから一部の記事を指定してフィードを作成することが可能です。
作成したフィードは、RSSリーダーや「Internet Explorer 7」などのブラウザの機能を利用して購読でき、フィードを配信していないサイトの最新情報をいち早く手に入れることができるようになるほか、作成したフィードは「goo フィードメーカー」で公開することができるので、自分のウェブサイトのフィードを作成し、そのフィードを広く購読してもらうことで、より多くのユーザにサイトの更新情報をいち早く知らせることができるなど、サイトへの誘導プロモーションとしても活用することができます。
「goo フィードメーカー」は「gooID」の登録ユーザであれば誰でも利用することができ、サービス開始当初は個人での利用のみ可能となります。無料版と、月額200円(税込)で利用することができる高機能版「goo フィードメーカーアドバンス」の2種類を提供し、サービス開始記念として3ヶ月間は「goo フィードメーカーアドバンス」も無料で利用できるキャンペーンを実施します。
なお、フィード作成サービスの提供は国内ポータルサイトでは初の試みで、ウェブサイトの任意の記事からフィードを作成できる技術は現在、特許出願中です。
1.背景
最新記事見出しや概要などを自動的に配信できるフィードは、今最も注目されている情報配信形式です。多くのブログ、ニュースサイトで活用されているほか、「Internet Explorer 7」、「FireFox 2.0」といった最新のブラウザにおいてフィードの取得、購読が可能となったことで、今後ますます認知、利用が拡大することが予想されます。一方で、フィードを配信しているサイトはまだ少なく、個人や中小企業など誰もが手軽にフィードの作成、配信をすることができるサービスに対してのニーズが高まっています。
NTTレゾナントでは、2004年よりフィードの取得、購読ができるソフトウェア「goo RSSリーダー」を提供し、これまでに100万ユーザ(2006年10月末現在)から利用されるなど人気のサービスとなっているほか、「goo」で提供中の各種コンテンツにおいても積極的にフィードの配信を行っているなど、フィードを活用したサービスの強化を図っています。
この度、その一環として、フィードを利用したサービス提供のノウハウを活かし、誰でも手軽にフィードを使った情報発信をすることができる「フィードメーカー」を提供開始することで、ユーザニーズに応えると共に、利便性の向上を図ります。
2.「goo フィードメーカー」について
簡単な操作で、ウェブサイトからフィードを作成できるサービスです。無料版と高機能版「goo フィードアドバンス」(月額200円)の2種類を提供し、「goo ID」の登録ユーザであれば誰でも利用することができます。また、サービス開始当初は個人での利用のみ可能となります。
< 「goo フィードメーカー」の特徴 >
(1)ウェブサイトからフィードの作成が可能
ウェブサイトの新着情報などのテキストリンクから、任意の記事を指定して、フィードを作成することができます。フィードに対応していない記事のフィードを作成し、最新情報を手軽に手に入れることができるのはもちろん、作成したフィードは「goo フィードメーカー」のサイト上で公開することができるので、自分のウェブサイトのフィードを作成し、広く購読してもらうことで、サイトへの誘導ツールとしても活用することができます。
(2)Ajaxを活用した簡単操作
Ajaxを活用し、マウスのドラッグ&ドロップなど、直感的な操作で各種の設定を行うことができます。
(3)自由にカスタマイズ可能な関連するクチコミ情報ページ、フィードが作成可能
作成したフィードに対して、関連する「gooブログ」の記事や「教えて!goo」のQ&Aを追加して一元的に表示するクチコミ情報ページ(リパックページ)と、クチコミ情報ページのフィード(リパックフィード)を作成することができます。
クチコミ情報ページは、作成したフィード、関連ブログ記事、関連Q&A記事の3つのパーツから構成され、それぞれ背景色や文字色を変更できるほか、レイアウトを自由に設定することができます。また、HTMLを記述できるパーツを追加することもできるので、ユーザは個人のホームページのような感覚で、自由にカスタマイズすることができます。
(4)作成したフィードやクチコミ情報ページ(リパックページ)のアクセスレポートを提供(「goo フィードメーカーアドバンス」のみ)
高機能版である「goo フィードメーカーアドバンス」では、作成したフィードの購読者数、記事クリック数や、クチコミ情報ページのアクセス数などのレポートを閲覧することが可能です。
(5)ワンクリックで「goo RSSリーダー」(ウェブ版)への登録が可能
作成したフィードは全てワンクリックで「goo RSSリーダー」(ウェブ版)へ登録することができます。
< 無料版と有料版の機能比較 >
(※ 関連資料を参照してください。)
< 技術のポイント >
・部分指定インタフェース技術
任意の記事のフィードを作成する際に、HTMLの構造についての高度な知識を必要とせず、HTML文書のDOM(*3)を可視化した直観的なユーザインタフェースによってウェブページから必要部分を指定できます
・部分抽出技術
指定部分の属性(色など)に着目したHTML構造変化に強い抽出アルゴリズムにより、ウェブサイトで速報などが挿入、置換、削除された場合でも,確実に指定した部分(例えば新着情報など)を抽出することができます。
3.「goo フィードメーカーアドバンス」無料キャンペーンについて
平成19年2月末までの期間に「goo フィードメーカーアドバンス」にお申し込みいただいた方を対象に、月額200円(税込)の利用料が3ヶ月分無料となるキャンペーンを実施します。これにより、3ヶ月間「goo フィードメーカー」の全サービスを無料で利用できます。
4.今後の展開
NTTレゾナントでは、平成19年の3月を目途に、「goo フィードメーカー」の法人向けの提供を予定しているほか、フィード検索サービスの提供も検討するなど、今後、フィードを活用したサービスの拡充を図ってまいります。
※「Internet Explorer 7」はマイクロソフト株式会社の登録商標です。
※「FireFox 2.0」ははMozilla Foundationの登録商標です
以上
《 補足 》
(*1)【 NTTレゾナント 】 http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト「goo」や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する「goo」を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
(*2)【 goo 】 http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約3,410万ブラウザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス」等の幅広いサービスも提供し、これらのサービスをより便利に活用できる「gooID」の会員数は約750万にも達しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2006年10月の弊社ログシステムより、『goo』へのアクセスデータから、当該期間中にアクセスされたユニークブラウザ数をカウントし算出。
(*3)【 DOM(Document Object Model) 】
ウェブページ中の文字や画像などの要素をオブジェクトとして扱い,その属性を操作することで,ウェブページのコンテンツや構造を動的に更新したりするためのオブジェクトインターフェイス。