マイクロソフト、企業向け包括的セキュリティ製品「FSE」と「FSS」の日本語版を提供開始
■企業向け包括的セキュリティ製品群
「Microsoft(R) Forefront(TM) Security for Exchange Server」「Microsoft Forefront Security for SharePoint(R)」日本語版、12月1日(金)より提供開始
~ Forefront製品群を初投入、ウイルス、スパイウェアの脅威から情報共有基盤を保護 ~
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、企業のコラボレーション環境をウイルスやスパイウェア等の脅威から保護するセキュリティ製品「Microsoft(R) Forefront(TM) Security for Exchange Server(以下FSE)」日本語版および「Microsoft Forefront Security for SharePoint(R)(以下FSS)」日本語版の提供を、12月1日(金)より開始します。
また、併せて企業のデスクトップ環境をマルウェアの脅威から保護する「Microsoft Forefront Client Security(以下FCS)」日本語版の公開ベータ版の提供を、12月13日(水)より開始します。
日本国内に向けて新たに投入する製品群 Microsoft Forefront は、既存のITインフラストラクチャと統合し、展開、管理、および解析を簡略化することで、強力な保護および制御機能を提供する包括的なビジネスセキュリティ製品群です。
Microsoft Forefrontは、マイクロソフトのオペレーティング システム、アプリケーションおよびサーバーに対する非常に効果的なセキュリティを提供します。さらにActive Directory(R)、グループ ポリシー、Microsoft Updateサービスなどのマイクロソフトインフラストラクチャと連携するよう設計されているため、セキュリティサービスの展開、配布、構成および適用を組織全体を通してシームレスに運用できます。スタンドアロンコンピュータをセキュアに保護するためのWindows Live(TM) OneCare(TM)やWindows Defender、またはMicrosoft Windows Vista(TM)と共に利用することにより、包括的なセキュリティ対策環境を実現します。
FSEおよびFSSは、マイクロソフトの最新ソフトウェアであるMicrosoft Exchange Server 2007やMicrosoft Office SharePoint Server 2007をウイルスやスパイウェアによる不正プログラムから保護すると同時に、感染被害などが社内に拡大するのを防ぐセキュリティ機能を備えています。
FSEおよびFSSにより提供される主な機能と特徴は、以下のとおりです。
■ マルウェアの検出率を高めるマルチ スキャン エンジンを搭載
従来では、単一のウイルス対策エンジンを使って、ビジネスアプリケーションをウイルスなどの脅威から保護するのが一般的でした。しかし、脅威の検出率やアプリケーションのダウンタイムなどの面で課題を抱えており、より高い保護能力と高可用性を実現するソリューションが求められてきました。FSEとFSSは、複数の異なるウイルス対策ソフトのエンジンを同時に管理および実行できるマルチ スキャン エンジンにより、マルウェアに対する防御を強化します。また、高い検出率と高速なスキャン機能により、重要なサーバーアプリケーションの可用性を向上します。
■ サーバーアプリケーションと統合されたウイルス対策エンジン
FSEは、エッジ トランスポート サーバーやハブ トランスポート サーバー、メールボックスサーバーなどのサーバーの役割で実行されているExchange Server 2007上にインストールすることができます。クラスタを構成するノード上への展開にも対応し、メッセージング環境の可用性を保護することが可能です。また、FSSは、Office SharePoint Server 2007とWindows SharePoint Servicesを実行するサーバー上にインストールすることができます。このように、組織内外のユーザーが利用するコラボレーション環境を保護することで、ウイルスなどが共有化されることや、感染被害が拡大することを防止できます。
■ 不適切なコンテンツやスパムメールをブロック
FSEおよびFSSには、ウイルスやワームなどの脅威を除去する機能に加えて、電子メールやファイルに含まれる不適切なコンテンツ、あるいは機密情報などを含むコンテンツをブロックする機能が搭載されています。また、FSEには、スパムメールの受信を防止する機能も用意されています。
■ セキュリティの制御を容易にする統一された管理ツールとレポート機能
FSEとFSSでは、テンプレートを使って、ウイルス対策ソフトの管理や実行、通知などを制御することができます。多数のExchange Server 2007やSharePoint Serverを保護する場合にも、作成したテンプレートを適用することで同一の制御内容が適用可能なため、展開と制御が容易に行えます。また、必要に応じて、ファイルフィルタやコンテンツフィルタ用のテンプレートを作成することも可能です。
FSEおよびFSSの詳細は弊社Webサイト http://www.microsoft.com/japan/forefront/ を参照ください。
【 発売概要 】
製品名 Microsoft Forefront Security for Exchange Server 日本語版
Microsoft Forefront Security for SharePoint 日本語版
発売予定日 2006年12月1日(金)
販売形態 ボリュームライセンスプログラムを通じての提供開始
参考価格 添付資料の参考価格(税込)一覧表を参照
システム要件 添付資料のシステム要件を参照
発売形態 全国の販売店での取り扱い
< 添付資料1 >
< 添付資料2 >
※ 関連資料を参照してください。
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
*Microsoft、Windows、Windows Vista、SharePoint、Active Directory、Windows Live、OneCareは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。