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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'05.01.Tue

日本フードサービス協会、10月の外食産業市場動向調査を発表

日本フードサービス協会加盟会員社による
外食産業市場動向調査
平成18年10月度結果報告


 社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ 本部:東京都港区 会長:米濱和英)では、協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査の平成18年10月度分の集計結果をまとめました。「外食産業市場動向調査」は、新規店も含めた外食市場の全体的な動向や業態の変化を把握する「全店データ」と既存店ベースによる店舗の経営状況・動向を探る「既存店データ」を業態別に集計し、前年同月比の指標として表しております。

<全店ベース(新規店も含めた)による外食市場の動向>
 トータル売上は前年同月比102.2%と伸長
 客数、客単価とも前年上回る

<全体概況>
 外食産業の新規店も含めた全店ベースによる全業態トータルの10月度売上状況は、前年同月比102.2%と前年を2.2%上回った。客数は101.8%、客単価は100.3%とともにアップした。今年の10月は昨年に比べ天候状況は安定し良かったものの、土曜日が1日少ないこともあり、ここ数ヶ月では低い伸び率となった。業態別の売上では、ファーストフード、パブ/居酒屋、ディナーレストラン、喫茶の業態で前年を上回ったが、ファミリーレストランは客数が減少し、昨年を下回っている。客単価は4月以降前年を上回る状態が続いているが、伸びは鈍化した。
 3月から前年比プラスが続いていた既存店の売上は、99.1%と8ヶ月ぶりに前年同月を下回った。

<業態別概況>
■ファーストフードの業態は、全体の売上は前年同月比103.6%と前年を3.6%上回った。客数は103.3%、客単価も100.3%とアップした。分野別の売上では、和風(牛丼など)と麺類で客数が大幅に増え売上も大きく前年を上回った。反面、持ち帰り米飯・寿司では、店舗数の減少から客数も減少、唯一売上が前年を下回った。
■ファミリーレストランの業態は、全体の売上は99.2%と前年を0.8%下回り、7月以来のマイナスとなった。客単価は100.8%と前年を上回ったものの、客数は98.4%と1.6%減少したことによる。分野別では、和風と焼肉は売上がアップした反面、洋風と中華が客数減により売上は前年割れとなったが、とくに中華が落ち込んでいる。
■パブ・居酒屋の業態は、居酒屋の店舗数が2桁の大幅増で、客数が105.7%と増え、客単価も103.0%とアップ、全体の売上は108.9%と前年を大きく上回った。分野別ではパブ・ビヤホール100.7%、居酒屋111.6%と居酒屋の分野の拡大が目立つ。
■ディナーレストランの業態は、客単価が97.5%と下落したものの客数が102.7%と増え、売上は100.1%で前年を僅かに上回った。客数・客単価ともに05年4月以降前年比プラスが続いていたが、1年半ぶりに客単価は前年を下回った。
■喫茶の業態は、売上が103.9%と前年を3.9%上回った。客数は102.7%、客単価も101.1%と前年を上回った。

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