3Dコネクション、直感的操作が可能な3Dナビゲーションデバイスを米Googleと共同開発
3Dコネクション、Google Earth、Google SketchUpの直感的操作を可能にする
3Dナビゲーションデバイスを米Googleと共同開発
次世代3Dアプリケーション対応の先進機能搭載SpaceNavigatorを発売
同社初のコンシューマ向けSpaceNavigator PEも12月より販売開始
カリフォルニア州サンノゼ - 2006年11月28日 - 米Logitech(日本法人:株式会社ロジクール)の100%出資子会社である3Dコネクション(日本支社:東京都新宿区、日本支社長:松浦武敏)は本日、3Dデザイナーやエンスージアスト向けに直感的でパワフルな3Dアプリケーショ操作を可能にする3DナビゲーションデバイスSpaceNavigator(TM)(スペースナビゲーター)を発表しました。SpaceNavigatorはGoogle Earth(TM)とGoogle SketchUp(TM)のほか、今日の主流であるほとんどの3Dデザインアプリケーションに対応しています。SpaceNavigatorを使用することで、マウスを何度も繰り返し動かしたり、キーボードからいくつものコマンドを入力したりする必要なく、3D空間を自由に且つ自然に楽しく動き回る操作ができます。LogitechとGoogleの共同開発により、SpaceNavigatorのGoogle Earth標準対応が実現しました。
Google Earthのディレクターのジョン・ハンケ(John Hanke)氏は、「Google Earthの3D表示機能の持つパワーと発見を、より多くの人々に体験させるイノベーションを常に待ち望んでおり、興奮しています。」と述べています。
SpaceNavigatorの内部にある6つのオプティカルセンサーは、3Dアプリケーションの複数スレッドに対して、継続的に操作情報を送出します。この技術により、3D空間を自由に飛び回ること(フライスルー)が可能になります。もう、方向を変えるためにキーボードとマウスに持ち替えて作業を中断する必要はありません。
3Dコネクション社長兼CEOのロリー・ドゥーリー(Rory Dooley)は、「3Dアプリケーションはもはや3Dデザイナーだけが使用するものではなくなりました。これはGoogle Earthがサービス開始から10ヶ月で1億回ダウンロードされたという事実からも明らかです。使いやすく、しかも、手ごろな価格の3Dナビゲーションデバイスを、Googleの使いやすい3Dアプリケーションと一緒に使用することで、誰もが驚くべき3D空間を体験することができます」と述べています。
SpaceNavigatorを左手に持ち、右手のマウスと同時に使用することにより、3Dイメージを操作するツールを切り換える回数を減らし、生産性や操作性を向上させることができます。さらに、SpaceNavigatorを使用すると、マウスとキーボードだけではできなかった、3Dオブジェクトのパン、ズーム、および回転の同時作業を行うことができます。複数の3Dアプリケーションを使用している場合は、それぞれのアプリケーションごとに最適化された操作設定がいかにSpaceNavigatorという1つの使いやすいデバイスに統合されているかを体感できます。
SpaceNavigatorは、省スペースを実現すると共に、スチール製の土台により重量があるため、机の上にしっかりと固定され、全方向に柔軟に動くように設計されたコントローラキャップを支えます。このコントローラキャップを動かすと、オプティカルセンサーがナビゲーション情報をストリーミングデータとして認識し、動作中の3Dアプリケーションに送信し、その結果、3Dオブジェクトおよび空間を操作することができます。コントローラキャップは、押す、引く、傾ける、または回すことができます。どの方向でもほんの少し動かすだけで、SpaceNavigatorのオプティカルセンサーが繊細に認識します。コントローラキャップを強く押せば素早く動き、軽く押すとゆっくりとした動きとして反映されます。SpaceNavigatorの左右にある2つのプログラマブルボタンを使用すると、ワークフローをカスタマイズして、SpaceNavigator、マウス、およびキーボード間の手の移動や切り替えを減らすことができます。
SpaceNavigatorの新しい3Dコネクション設定ウィザードを使用すると、速度・ズーム方向などの設定が簡単にできます。このウィザードは、SpaceNavigatorをどのように使用したり設定したりするかをアニメーションやイメージを使って表示します。設定ウィザードの最後のパネルにはデモ用アプリケーションがあり、ユーザーはすぐにSpaceNavigatorを使い始めることができます。SpaceNavigatorはWindows XPの32ビット版と64ビット版の両方に対応しています。
◆国内発売について
SpaceNavigator SE(スタンダードエディション)は、プロフェッショナルユーザ・ビジネスユーザ向けの製品で、商業目的または業務用となります。価格は、19,800円(税別)で、2006年11月29日(水)より全国の3Dコネクション取扱販売店を通じて販売されます。
SpaceNavigator PE(パーソナルエディション)は、個人ユーザ・アカデミックユーザ向けの製品で、Webサポート限定で非商業目的または教育目的の用途限定製品となります。価格は、オープンプライスで、Amazon.co.jpにて一般消費者向けに先行販売されます。実売想定価格は、9,980円(税込)です。Amazon.co.jpの取り扱いは、2006年12月8日から発売開始を予定しています。
◆3Dコネクションについて (Logitech子会社)
3Dコネクションは米Logitech (SWX: LOGN) (NASDAQ: LOGI)の100%出資子会社であり、3Dデザインおよびビジュアリゼーション用の3DナビゲーションデバイスのNo.1プロバイダーです。3Dコネクションのデバイスは今日の主流であるほとんどの強力な3Dアプリケーションをサポートしており、ユーザーはより自然に、より直感的に、コンピュータが生成した3Dオブジェクトを扱うことができます。数々の賞を受賞している3Dコネクションのデバイスは、世界中のデザイナー、アニメーター、およびアーティストたちに使用されています。
3Dコネクションの本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、ドイツのヨーロッパ/EMEA本部の他、世界中にオフィスがあります。詳細については、http://www.3dconnexion.com/(本社英語サイト)またはhttp://www.3dconnexion.jp/(日本語サイト)をご覧ください。
<一般の方からのお問い合わせ先>
3Dコネクション 日本支社 日本支社長
TEL:03-3267-8490 FAX:03-3267-8491
Email:matt_matsuura@3Dconnexion.com