アライドテレシス、無線LAN PCカード「CentreCOM WR540CB V2」を発売
IEEE802.11a国際標準規格/RoHS指令対応無線LAN PCカード
CentreCOM WR540CB V2新発売
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、IEEE802.11a国際標準規格(W52/W53)およびRoHS指令に対応した無線LAN PCカード「CentreCOM WR540CB V2」の出荷を12月15日より開始します。
CentreCOM WR540CB V2は、IEEE802.11X対応によりAPに接続する際にRADIUSサーバーによる認証を受けることが可能で、従来の無線LANの暗号化規格WEPの脆弱性を解消した次世代暗号規格WPA/WPA2により、各クライアントに独立した暗号キーを生成するためセキュリティを高められるとともに管理者を鍵管理の負荷から解放します。
暗号方式は従来のRC4にもとづくWEP、TKIPに加え最新のAESも使用可能です。802.1Xを使用しない場合も、WPA-PSK(Pre-Shared Key)によりAESの使用が可能です。AESには無線LANアダプター内のハードウェアで対応するためAESを使用することによるパフォーマンスの低下はありません。無線部分は後方互換性の高い802.11b/g、および干渉の少ない802.11aのいずれも準拠しており、802.11aでは従来のJ52規格に加え、国際標準規格のW52/W53も使用可能です。また、RF出力の調整(5段階)が可能で、無線セルサイズの調整による干渉の回避やセキュリティの向上、消費電力の低減が可能です。その他、RTS/CTS使用による隠れ端末問題の回避、2本のダイバーシティアンテナ内蔵、Power Saveモードによる待受け時の省電力化、およびAtheros社規格SuperA/Gによる高速化や、XR(eXtended Range)(*1)にも対応しています。さらに、APへ接続するinfrastructureモードやpeer-to-peer接続を行うad-hocモード(*2)にも対応しています。本製品は欧州の環境基準であるRoHS指令に対応しました。RoHS指令とは、欧州で実施される規制で、電気電子製品全般について6物質(鉛/カドミウム/水銀/六価クロム/PBB(ポリ臭化ビフェニル)/PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル))の使用を制限するものです。
(*1) 接続先のアクセスポイントも同機能をサポートしている必要があります。
(*2) IEEE802.11gおよびIEEE802.11aのうちW53 チャンネル(52,56,60,64ch)では、本製品を使用した無線LAN端末からのad-hocモードは使用できません。
製品名 CentreCOM WR540CB V2
標準価格(税別) ¥ 9,400
リリース予定日 12月15日
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アライドテレシス株式会社
東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル
TEL:0120-860442
http://www.allied-telesis.co.jp