ハートフォード生命、団塊世代を中心に「セカンドライフ」に関する調査結果を発表
~団塊世代のセカンドライフ調査2)~
理想のセカンドライフは「もう一度始まる新しい人生」を「悠々自適」に!
セカンドライフを楽しむためのキーワードは「夫婦」
ハートフォード生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長グレゴリーA.ボイコ)とシニアマーケットの専門機関である株式会社シニアコミュニケーション(本社:東京都港区、代表取締役社長山崎伸治)は、2006年10月、団塊世代を中心としたその前後の世代の男女600人に対して「セカンドライフ」に関する調査を共同で実施し、その結果を以下の通りにまとめました。
団塊世代、セカンドライフを一言で言うと「悠々自適」
団塊世代(以下団塊)に「あなたが考える理想の『セカンドライフ』を一言で言うとどうなりますか」と聞いたところ、男性では48.8%、女性では45.4%と、約半数近くが、提示された6つの選択肢から「悠々自適」を選んだ(Q1)。
次いで、男性では「生涯現役」が23.3%、女性では「平穏無事」が17.7%となった。
団塊より下の世代の男性では、「生涯現役」、「平穏無事」が各21.3%と同率となっている。
女性では、団塊より上の世代の19.2%が「完全燃焼」と答えており、男性や他の世代に比べると大きな特徴となっている。これは、ちょうど子育てが終わった世代であるからと推測される。団塊、団塊より下の女性については、それぞれ17.7%、22.5%が「平穏無事」と答えた。
団塊世代の『セカンドライフ』は、「悠々自適」でありたいという希望が込められた結果となった。
団塊世代、「もう一度始まる新しい人生」が大半の考え
次に「あなたにとって『セカンドライフ』とはどのような意味合いを持っていますか」という問いで3つの選択肢を示したところ、団塊男性では58.1%、女性では49.2%が「もう一度始まる新しい人生」(Q2-1)と答えた。
また、団塊女性では43.1%が「人生の集大成の時期」とし、男性(19.8%)に比べると「人生の仕上げ」としての意味合いを感じている人が多いようだ。
また男性は、女性に比べると「現役時代の後の余生」と捉える人の割合が多く(男性22.1%、女性7.7%)、やはり「現役=仕事」と捉える傾向が高いようだ。さらに、「『セカンドライフ』でやってみたいこと」を全員に聞いた結果、『セカンドライフ』を「もう一度始まる新しい人生」と考える人は、習い事・スポーツ、生涯学習など新たに何かを始めることに関心を示しており、「人生の集大成の時期」と考える人は、海外渡航などのイベント的なことに加え、ボランティア活動等の社会貢献への関心を示している。また「現役時代の後の余生」と考える人は、「暮らし方」や「(自分の得意なことを)講師として教える」に関心を向ける傾向があるようだ(Q2-2)。
セカンドライフを一緒に過ごしたいのはやっぱり「配偶者」
さて、『セカンドライフ』を「悠々自適」に「もう一度始まる新しい人生」として楽しもうとしているシニア世代であるが、「あなたの周りにいる『セカンドライフ』を共に楽しむことができる人はどんな人ですか」と聞いてみると、団塊男性では46.5%、団塊女性では38.5%が「配偶者」と答えており、男女共に「配偶者」がトップという結果(Q3-1)となった。
「一人では生き甲斐が半減する」(団塊上男性)、「とても大切なため」(団塊男性)、「二人で楽しむのが私達のモットーだから」(団塊上女性)、「共に喜びけんかをする素直な相手」(団塊女性)など、仲の良い夫婦ならではのコメントがみられた(Q3-2)。
セカンドライフの満足度が非常に高い人の74.5%は、セカンドライフに入る前から何かしらの準備を始めていると答えており、「『セカンドライフ』を有意義に過ごすための準備として『セカンドライフ』に入る前から行っている(いた)ことは何か」を聞いてみると、団塊男性では「マネープランを立てる」(32.6%)、団塊女性では「趣味・生涯学習などのクラブ・講座に参加する」(41.5%)が最も多く選ばれたが、「夫(妻)との関係を良くする」についても男性では29.1%、女性でも20.8%が選択した(Q4)。
「お金」や「趣味」の充実など、物理的な部分の準備も大切であるが、「ともに楽しめる、喜びをわかちあえる」という心の満足度を上げる準備も、同時に非常に必要であると考えていることがわかる。有意義な『セカンドライフ』を迎えるにあたっては、早めに始める「良い関係づくり」が重要となってくることが、この結果からわかった。
<ハートフォードおよびハートフォード生命保険株式会社について>
フォーチュン100社の1社であるザ・ハートフォード・ファイナンシャル・サービシズ・グループ・インク(ニューヨーク証券取引所取引コード:HIG、以下「ハートフォード」)は、米国で最も由緒ある大手保険および金融サービス会社の1つであり、ミューチュアル・ファンドを含む投資金融商品をはじめ、各種生命保険、団体年金、団体生命保険、自動車保険、住宅保険、法人向け損害保険などを提供しています。2005年における収入は約271億ドルに達しています。ハートフォードは、日本、ブラジル、英国で国際事業を展開しています。ハートフォードに関する詳細な情報についてはウェブサイト(www.thehartford.com)をご覧下さい。ハートフォード生命保険株式会社は、ハートフォードの日本法人です。ハートフォード生命に関するより詳細な情報については、当社のホームページ(www.hartfordlife.co.jp)をご覧下さい。
また、本リリースには、米国1995年私募証券訴訟改正法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において定義されている将来の見通しに関する情報が含まれています。投資家の皆様にはこのような将来の見通しに関する情報が、当社の将来の業績を保証するものではなく、また実際の業績は大きく異なる可能性があることをご了解願います。また投資家の皆様におかれましては、当該リスクおよび不確定要素は将来の当社業績に影響を及ぼす可能性があることをご理解いただきたいと思います。このような重要なリスクおよび不確定要素には、米国証券取引法により報告が義務付けられている四半期の報告書(10-Q)や2005年の年次報告書(10-K)に記載されている項目が含まれます。
また、当社では、本リリース発表後にその内容を更新する義務を負いません。
<株式会社シニアコミュニケーション(東証マザーズ:2463)について>
日本で唯一のシニアマーケット専門機関であるシニアコミュニケーションは、主な事業内容として「シニアマーケットを狙う企業に対してのサポート事業」、「シニア向け商品の共同開発事業」、「シニア関連事業者への投資事業」を行っております。6年間で2,200件を超えるシニア向け定性・定量調査を実施し、1300件以上の企業や500以上のシニア会員組織とのネットワークを保持しています。また、32万人の会員を持つシニアコミュニティサイト「STAGE」(http://www.stage007.com/)の運営、シニアのオピニオンリーダー1万人限定の会員組織「MASTER」の運営などを通じて、シニアの細かなニーズをリアルタイムに収集する仕組みを保有しています。詳細な情報についてはホームページ(http://www.senior-com.co.jp/T)をご覧下さい。