アイピーモバイルと米IPW、UMTSモバイルブロードバンド技術のフィールドテスト開始
最大伝送速度42.2Mbpsを実現する
UMTSモバイルブロードバンド技術(TD-CDMA E-R7)
によるフィールドテスト開始のお知らせ
アイピーモバイル株式会社(以下、「アイピーモバイル」本社:東京都千代田区平河町、代表取締役:杉村五男)とIPWireless,Inc.(以下、「IPW」本社:米国カリフォルニア州サンブルーノ、 William Jones-COO)は、モバイルブロードバンド技術であるTD-CDMA※方式の更なる高速化を実現する、TD-CDMA E-R7のフィールドテストを共同で行うことをお知らせいたします。
また、アイピーモバイルは、本フィールドテストを行うための免許を2006年12月8日付けで総務省より受領したことを併せてお知らせいたします。
E-R7(Evolved Release7)は、アイピーモバイルが採用するTD-CDMA※1方式の規格(3GPPのリリース7)を拡張した仕様で、既に海外においていくつかのフィールドテストの実績を有しています。現在は、米国のIPWにおいて商用化に向けた開発が進められています。
TD-CDMA E-R7は理論上、最大下り伝送速度42.4Mbps(実験設備環境では、最大伝送速度30Mbps以上)を実現する高速化技術です。E-R7は、新たなワイヤレスブロードバンドシステムとして検討が進められている広帯域移動無線アクセスシステム※2と同等以上のパフォーマンスを有する先進のモバイルブロードバンド技術であります。
フィールドテストでは、都内に設置した基地局周辺での電波伝搬検証、データ通信速度検証などを実施し、最大伝送速度を活かしたハイビジョンTVでのストリーミングのアプリケーションテストなども行う予定です。
(※1、※2は添付の参考資料を参照願います。)
本リリースの詳細につきましては、当社ホームページをご参照ください。
(http://www.ipmobile.jp/)
*参考資料あり。