ソフォス、会社パソコンからのオンラインゲーム使用を阻止する機能を用意
ソフォス、アプリケーションコントロール機能を拡張し、職場でのコンピュータゲームの使用を一括管理・阻止する機能を提供
~WinnyなどP2Pソフトやゲームソフトなどがもたらす諸問題をウイルス対策ソフトで統合管理~
法人向けセキュリティ対策大手のソフォス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は、アプリケーションコントロール機能を強化し、法人環境下でのコンピュータゲームの使用を管理する機能を、2007年1月より提供開始します。
アプリケーションコントロール機能はソフォスのウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」のライセンスに標準で含まれており、WinnyなどのP2PやVoIP、インスタントメッセージなどの機能を持ったアプリケーションや、分散コンピューティングアプリケーションの法人ネットワーク内での使用を管理する機能を提供します。これらのアプリケーションをエンドユーザーの判断で使用することによる、ネットワークの予期せぬパフォーマンスの低下やセキュリティ上の問題を防止します。
今回追加された機能によって、社員が職場のPCにゲームをインストールして遊ぶことを、システム管理者が一括して管理・阻止することが可能となります。オンラインゲームの利用によるITリソースの負荷を軽減し、さらに社員の業務効率の低下を防ぎます。
ソフォスが2006年9月に実施した調査によると、システム管理者の多くが、コンピュータゲームの使用によるセキュリティおよび効率性への影響を懸念していることがわかっています。回答者の90.4%はゲームを阻止する機能が欲しいと答えており、62%は重大な問題であると認識しています。(調査はソフォスWeb上で実施、有効回答460件)
本機能では、多くのシステム管理者が指摘した15社のゲームを管理・阻止することができ、エレクトロニック・アーツのSims 2やFifa 07、セガのFootball Manager 2007など、現在普及している数多くのゲームに対応しています。また今後も、アプリケーションコントロールで管理できるゲームの種類は順次追加されます。
現在、ファイル共有ソフトWinnyの開発が著作権違反ほう助にあたるかどうかが裁判で争われています。このニュースにより、大規模ファイルの交換を簡単に行うP2Pソフトは、法律的な是非を問わず、ビジネスネットワークに対して大きなセキュリティリスクをもたらす危険性があることを、あらためて広く一般に認識させる結果をもたらしました。
「エンドポイントセキュリティは、単にマルウェアを阻止すればいいというものではなくなっています。」ソフォス株式会社代表取締役社長アラン・ブロデリックはいいます。「ビジネスにおいては、ソフトウェアの適切な使用が求められています。ホームユーザーにとって有用なソフトウェアが、オフィスでは不適切なことは多くあります。ビジネス上の機密情報を、単純なミスによって簡単に漏えいさせてしまう危険性があるからです。」
ソフォスのアプリケーションコントロール機能は、エンタープライズセキュリティソリューションの一環として提供されています。法人ネットワークにおいて、Winnyを含む多くのファイル共有ソフトをはじめとする様々なアプリケーションの使用を、システム管理者が集中管理する機能を提供します。これらは、ウイルスなどのマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の管理コンソールと同一のコンソールで一括管理できます。アプリケーションコントロールは今日のセキュリティ管理にとって非常に重要な要因であり、この機能の提供によってセキュリティ管理者の負荷が大幅に軽減されます。
■アプリケーションコントロール機能について
アプリケーションコントロールの機能は、2006年9月にリリースされ、『Sophos Anti-Virus + Application Control』として提供されています。今後も、ビジネス上管理が必要なソフトウェアへの対応が強化される予定です。Sophos Anti-Virus for Windows Version 6.0とシームレスに連携し、アプリケーション管理のために新しいソフトウェアやオプションを購入する必要はありません。VoIPやP2P、インスタントメッセージ(IM)などの機能をつかったソフトウェア、ゲーム、分散コンピューティングなどのアプリケーションの使用を集中管理する機能を提供します。Sophos Anti-Virus for Windows Version 6.0またはVersion 6.5を使用しているユーザーは追加料金なしで使用することができます。なお、アプリケーションコントロール機能は、ゲームソフトなどのプログラムやライセンスの正当性を疎外するものではなく、ビジネス環境における使用を、IT管理者が組織におけるセキュリティポリシーまたは服務規程に従って制御するための機能です。
アプリケーションコントロール機能に関する詳細についてはソフォスのサイトをご参照ください。
http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2006/12/games.html
< ソフォスについて >
ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は法人向けに統合脅威管理ソリューションを提供する世界的なリーディングカンパニーです。教育機関、政府機関をはじめ、あらゆる組織を、既知または未知のマルウェア、スパイウェア、不正侵入、PUA(業務上不要と思われるアプリケーション)、スパムなどから保護し、セキュリティポリシーの施行を支援します。ソフォスの高品質、高信頼、使いやすいソリューションは世界150カ国以上、3,500万人以上のビジネスユーザーに採用されています。セキュリティ分野での20年以上の経験と実績を持つセキュリティ解析センターで多様かつ複雑な脅威を統合的に解析し、的確な対策を迅速に提供し、高い顧客満足度を誇ります。ソフォス株式会社(横浜市中区、代表取締役社長:アラン・ブロデリック)は、2000年7月に設立され、日本国内で統合脅威管理製品の販売、マーケティング、24時間365日のテクニカルサポート、サービスの提供を行っています。
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