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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'05.27.Sun

日立、安全・快適性と建築レイアウトの自由度を高めた標準型エレベーターを発売

フルモデルチェンジした標準型エレベーター「アーバンエース」を発売
安全性・快適性と建築レイアウトの自由度を向上


 日立製作所 都市開発システムグループ(グループ長&CEO:大沼 邦彦/以下、日立)は、防犯・災害対策とユニバーサルデザインのさらなる深化により安全性・快適性を向上させるとともに、建築レイアウトの自由度を高めた標準型エレベーター「アーバンエース」を12月15日から発売します。

 近年、ビルやマンションにおいて防犯意識が高まっており、エレベーターにも、セキュリティの向上が求められています。また、安心して利用できる安全性の高いエレベーターが必要とされており、地震などの災害対策の強化やユニバーサルデザインについての関心も高まっています。

 日立は、1998年11月に、業界に先駆けてユニバーサルデザインを採用した機械室レス標準型エレベーター「アーバンエース」を発売しました。その後、ドアシグナル付きマルチビームドアセンサー*1や高音声センサー付き最寄り階停止運転*2などの機能を追加し安全性を高めるとともに、ユニバーサルデザインを深化させ、利用者一人ひとりに適した安心感、快適性、利便性の提供を目指してきました。

 今回発売する新型「アーバンエース」では、乗降時の安全性を向上させるとともに、新たに業界最小のオーバーヘッド寸法を実現したことにより建物頂部の高さを抑えることが可能となり、建築レイアウトの自由度を高めています。


*1:マルチビームドアセンサーは、乗り降りする人を赤外線ビームで感知する機能。また、ドアシグナルは、ドアに設置したLEDのシグナルで戸が閉まり始めるタイミングを知らせる機能。

*2:防犯ブザーや悲鳴などの大きな音を、かご上に設置した高音声センサーが検知すると、警報を発しながら自動的に最寄り階へ停止し、戸が開く機能。


【 標準型エレベーター「アーバンエース」の主な特長 】

1.安全性の向上・安心感の提供
 エレベーター乗降時の安全性向上や、防犯・災害時などにおける利用者への安心感を提供するための新機能をラインアップしました。

・ケアフルセンサー(乗り場側利用者検知機能)
 乗りかごから乗り場側へ向けて赤外線センサーを設置し、戸が閉まり始めた乗りかごに乗り込もうとする利用者などを検知すると、再び戸が開きます。(寝台用(B型):基本仕様、乗用(P型)・住宅用(R型):標準装備仕様)

・ケアフルドアシステム(かご戸袋引き込まれ低減機能)
 乗りかご内において、戸袋へ手や荷物などを引き込まれにくくするため、戸がゆっくりと開き始めます。また、かご内の出入口上部に設置したセンサーが戸袋付近に近づく手や荷物を検知すると、音声アナウンス*3で注意を喚起します。(有償付加仕様)

*3:別途「音声案内装置」が必要となります。

・初期微動(P波)感知地震時管制運転<リスタート機能付き>
 地震の初期微動(P波)を感知すると、最寄り階まで自動運転して戸を開き、強く揺れる主要動(S波)が到達する前に利用者を退避させる機能です。なお、地震時管制運転中に安全装置が一時的に作動し、階間に非常停止した場合でも、安全装置が正常に復帰すれば、リスタート機能により、自動的に最寄り階まで運転を行います。(標準装備仕様)


2.より多くの人が無理なく自然に利用できるユニバーサルデザインの深化

 日立は、2002年5月に、業界に先駆けて敷居間ギャップ10mmを導入するなど、ユニバーサルデザインをエレベーターに積極的に取り入れてきましたが、今回さらに深化させました。

・かご内液晶インジケータ
 乗りかご内に7.5インチのカラー液晶インジケータを標準装備しました。見やすく、分かりやすい形で情報提供を行うために、数字の誤認識が少ないフォントとハイコントラスト文字表示を採用しています。運転方向や階床などの通常時の表示のほか、地震時管制運転が作動した場合などの非常時における誘導案内を表示します。また、かご内防犯カメラを契約*4している場合は、かご内の映像を表示することができます。(標準装備仕様)

*4:株式会社日立ビルシステムとのサービス契約締結により、有償でサービスを提供します。


3.建築レイアウトの自由度を高める業界最小*5オーバーヘッド寸法2,850mm*6
 オーバーヘッド寸法を短縮し、業界最小の2,850mmを実現しました。主にマンションなどの階高の低い中低層建築物において、建物頂部の高さを抑えることで、日影規制や北側斜線制限に関わらずエレベーターの昇降路を配置できるなど、建築レイアウトの自由度を高めます。(有償対応)

*5:2006年12月現在、標準型エレベーターにおいて(日立調べ)。
*6:住宅用の定格速度45m/分、60m/分の場合


4.多様化する建築意匠との調和をさらに目指したデザイン
 さまざまな建築用途に調和するように、かごの天井デザインを一新するとともに、安らぎやゆとりのある乗りかご空間を演出する新アイテムを取り揃えました。

・かご天井バリエーション
 明るく上質な乗りかご空間を実現する、目地が全く無い全面光天井や、適度な明るさを保つ電球色ダウンライトと間接照明を配置した天井など、7種類*7のバリエーションを取り揃えました。

*7:7種類のうち、6種類の天井は有償付加仕様。

・かご側板コーナーR(ラウンド)
 乗りかごの側板のカラーバリエーションを豊富に揃え(10色)、乗りかごの隅をラウンド形状のコーナーとすることで、安らぎとゆとりのある乗りかご空間を演出できます。(有償付加仕様)

・ハンドレールコーナーピース
 ステンレスの3方向ハンドレールの端部をコーナーピースで接続することで、ハンドレールの一体感を生み出します。かご側板コーナーRと組み合わせることで、さらに安らぎやゆとりのある空間を演出できます。(有償付加仕様)


5.標準エレベーター「アーバンエース」の概略仕様

 項 目:仕 様

 用 途:乗用(P型)、住宅用(R型)、寝台用(B型)
 駆動方式:ロープ式(機械室レスタイプ)
 積載質量[定員]:P型:450kg[6人]、600kg[9人]、750kg[11人]、900kg[13人]、1,000kg[15人]
            R型:450kg[6人]、600kg[9人]、850kg[13人]
            B型:750kg[11人]、1,000kg[15人]
 定格速度:45・60・90・105m/分
 速度制御方式:インバーター制御


以 上

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