新キャタピラー三菱、20トンクラスの自走式2軸シュレッダを発売
自走式2軸シュレッダを新発売
幅広い破砕品目と高い生産性を確保
新キャタピラー三菱株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10-1、社長:広瀬正典、資本金:231億円)は、環境リサイクル機械の「SOCIO」シリーズに、20トンクラスの自走式2軸シュレッダ MC220-Sを加え、12月15日から発売します。
MC220-Sは独自の2軸解砕方式を採用し、軟質系から硬質系まで、幅広い対象物をパワフルかつ効率的に破砕します。また、破砕モードは3種類を用意。独立油圧駆動するカッタ軸2本の正転・逆転を組み合わせ、対象物に合わせて破砕を制御します。さらに、破砕刃は再生可能で、メンテナンスコストも大幅に抑えています。
MC220-S 自走式2軸シュレッダの主な特長は以下の通りです。
1.優れた作業性と生産性
(1)異径の大径破砕刃を備え、回転速度差も持たせた2本のカッタ軸を独立油圧駆動する2軸解砕方式を採用。軟質系廃プラスチックから硬質系混合廃棄物、建設廃木材、ゴム、薄鋼板製の自動販売機まで、さまざまな対象物をパワフルかつ効率的に解砕します。
(2)破砕モードは、引き裂き破砕、圧縮破砕、複合破砕の3種類から選択可能。モードは処理状況に応じて簡単に変更できます。また、熟練を必要としない自動運転も可能です。
2.メンテナンスへの配慮
(1)同種製品初のウォークスルーデッキを採用。左右に移動自由なフルフラット構造で、メンテナンス作業を妨げません。
(2)破砕刃には、硬化肉盛り溶接で摩耗を修復可能な特殊鋼を採用。使い捨ての切刃を交換するタイプに比べ、メンテナンスコストを大幅に抑制。
3.高い信頼性と環境への配慮
(1)油圧ショベルと共通の実績あるパワーユニットや下部走行体を採用し、高い信頼性を確保。国土交通省第二次基準値排出ガス規制にも適合しています(申請中)。
4.MC220-S 自走式2軸シュレッダの主な仕様
(※ 関連資料を参照してください。)
5.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)
MC220-S 自走式2軸シュレッダ 50,000,000円
6.目標販売台数
年間10台
以 上