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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.26.Tue
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2007'05.27.Sun

gooリサーチ、「パソコンについての情報収集に関する意識調査」の結果を発表

gooリサーチ結果(No.141)

「パソコンについての情報収集に関する意識調査」に関する調査結果  

~ PCメーカーの情報サイトにはユーザーサポート情報の充実が課題 ~


 国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1)を共同で提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)と株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 將介)は、「gooリサーチ」登録モニターを対象に「パソコンについての情報収集」に関する調査を実施しました。
 パソコンを購入する際の商品情報を参照したり、購入した商品についてのサポート情報等を得るという目的に関して、パソコンメーカーが運営する情報サイト(以下「PC情報サイト」)は最も重要な情報源として使われています。
 有効回答者数2,185名のうち65.5%の人がPC情報サイトを利用していると回答し、76.3%の人が満足している、という回答が得られました。
 一方、PCサイトに不満を持っている回答者では、サポート情報(Q&A等)に不満を持っている人の割合が高く、今後内容の充実、わかりやすい説明が求められていることが明らかとなりました。
 Web2.0時代に注目されるコミュニティ機能(共通の立場や関心をもつ人が集まり、メッセージのやりとりを行える機能)は肯定的評価が高い一方、PC情報サイトにおけるアフィリエイト広告等については、消極的評価が多いことが明らかとなりました。 


【 総括 】

 パソコン購入やサポート情報を入手する際には、パソコンメーカーが運営するPC情報サイトが最も重要な情報入手手段となっています。PC情報サイトの内容には、約7割の人が満足していると回答しています。一方、PC情報サイトに不満としている人は、不満な点としてサポート情報を挙げる人が半数を超え最も多く、Q&A等、わかりやすく充実した内容を見やすく提供することが求められています。
 付加機能について、利用者に対して個別に情報が選択されて提供される「マイページ」には現在のところ利用しているとする回答者は2割程度となっており、また、「マイページ」に関して、「自分が保有する製品に関するクレーム・FAQ情報」がほしいとのニーズは高く、「マイページ」での情報充実や利用を簡便にすることで、そのニーズは高まることも予想されます。また、コミュニティ機能の活用についてはPCのさまざまな使い方を学びたいとする人が約4割と参加ニーズが見られる一方で、アフィリエイト広告についてはPC情報サイトには必要ないという理由も含めニーズが小さいものと考えられます。 

【 調査結果のポイント 】

(1)PC情報サイトを利用する割合は65.5%。
 PC情報サイトは65.5%の人が利用しており、利用者は、特に新商品情報(64.1%)、自分が保有するPCのサポート情報(56.2%)を得ることを目的としている。

(2)PC情報サイトの内容・設計についての満足度は76%と高い。
 PC情報サイトの内容、設計については、「非常に満足している」「まあ満足している」合わせて76.3%にのぼり、全体として肯定的評価が高い。特に満足している点としては「新商品情報が充実している」(47.7%)、「自分のPCのサポート情報が充実している」(48.4%)が挙げられた。一方、PC情報サイトについて不満としている回答者では、不満な点として「サポート情報がわかりにくい」(56.6%)、「ほしい情報が見つからない」(41.8%)、「サイトが複雑」(40.2%)など、サポートやサイト構成の面で不満が見られる。

(3)新しいPCを購入する際最もよく使われるのはPC情報サイト。
 新しいPCを購入する際の情報入手については、「PCメーカーの情報サイト」(58.4%)が最も多く、「価格比較サイト」(37.1%)、「友人・知人に聞く」(27.1%)と続く。PC情報サイトで求める新商品に関する情報は、「詳細なスペック」(65.8%)、「既存製品との比較優位性」(52.4%)、「競合他社製品との比較優位性」(45.0%)に特にニーズが見られた。

(4)PCトラブルの際PC情報サイトが最も使われ、「多くのQ&A情報」と「わかりやすい文章説明」を求める声が多い。
 PCについて困ったことがある場合には、「PC情報サイトを見る」(47.3%)か「PCメーカーに電話・Eメールで問い合わせる」(35.5%)、といった形で、メーカーの情報が求められていることが明らかとなった。また、PCメーカーが提供する情報だけでなく、ユーザー同士が質問と回答を行うユーザー参加型Q&A機能は「回答を参考にはするが最終的にはPC情報サイトを活用するかPCメーカー等に質問する」(54.1%)が過半数と最も多く、PC情報サイトと併用する人が多いことが分かる。

(5)「マイページ」は特に必要な情報がないことから現在は16%しか活用されていない。
 利用者に対して個別に情報が選択されて提供される「マイページ」については、「特に見たい情報がない」(63.9%)、「会員登録が面倒」(32.4%)、などの理由から、活用している人は今のところ2割に満たない。一方、回答者全体における「マイページ」へのニーズとして、「自分が保有する製品に関するクレーム・FAQ」(62.6%)、「保有商品の関連機器・関連サービスの情報」(40.0%)へのニーズが高く、「マイページ」での情報提供の内容・方法により、「マイページ」機能の意義は高まるものと考えられる。

(6)コミュニティ機能を活用したい人は6割にのぼる一方、アフィリエイト広告への関心はあまり高くない。
 PC情報サイトにおけるコミュニティ機能の活用については、「特に使いたいと思わない」(39.5%)とする人を除く約6割の人が何らか活用したいと考えており、「PCのいろいろな使い方を学ぶ意味で使いたい」(39.3%)をはじめニーズは高い。
 一方、アフィリエイト広告(ホームページ・メールマガジン・ブログに広告を掲載し、掲載された広告経由で広告対象の商品の売り上げがあった場合報酬を支払う成功報酬型の広告)については、「もともとアフィリエイト広告を使おうと思わない」(45.2%)のほか、「PC情報サイトでアフィリエイトを活用する意味がない」(18.6%)を合わせると6割を超え、PC情報サイトでのアフィリエイト広告にはあまり関心を持っていない姿が明らかとなった。 


《 補足 》
(*1)【 gooリサーチ 】 http://research.goo.ne.jp/
 ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える「gooリサーチ・モバイル」モニター(5.8万人)、キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(3.7万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.1万人)を含め、96.0万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれもH18年10月現在) 

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