ジブラルタ生命、成人病特約積立金支払い漏れの詳細を発表
積立金の支払い漏れについて
ジブラルタ生命保険株式会社(本社 千代田区永田町、代表取締役社長 倉重 光雄)は22日、旧協栄生命保険時代に販売していた「成人病特約」に関し、成人病以外の原因によって死亡した場合に支払われることとなっている成人病特約の積立金(死亡保険金支払時に付加的に支払われる給付)の支払い漏れが判明したことをお知らせします。
責任準備金計算の正確性の総点検を行った際に、旧協栄生命保険時代に設計された成人病特約の積立金支払いに関するシステムの不備があることを平成17年12月に発見しました。
その後、販売開始時期である昭和50年にさかのぼって支払い漏れ対象契約の確認作業を実施した結果、対象となるお客さまの中には、最も古いものでは昭和50年に保険契約が消滅しているなど消滅後相当期間経過している契約がありましたが、保険金受取人(または受取人の相続人)の確認、および住所の調査を行い、3月下旬から順次事情説明ならびに支払手続きを進めております。
その結果、該当する契約3,505件のうち、現在案内中のものを含めて約8割のお客さまに支払い手続きが完了しています。残るお客さまに対してもあらゆる手段を講じて全件の支払いを目指して参ります。
本件は、旧協栄生命保険時代のシステム開発態勢に問題が有ったものですが、今日まで支払い漏れを発見できず、またこのような事態に及び、ご契約者および関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
なお、こうした事象に鑑みて新商品開発時の開発態勢の強化、支払検証を行う組織の設置、内部監査の充実等支払管理態勢の強化を図っております。また、今後もシステム総点検を含む点検作業を継続して実施して参ります。
<添付資料> 支払い漏れが判明した積立金の概要