国際協力銀行、中国輸出信用保険公司と日中間ビジネス促進に向け覚書を締結
中国輸出信用保険公司との間で日中間のビジネス促進に向けた覚書を締結
~日中の相互補完と協調によるWin-Winビジネスの構築に向けて~
1.国際協力銀行(総裁:篠沢恭助)は、本日、中国輸出信用保険公司(China Export & Credit Insurance Corporation:略称SINOSURE)との間で、包括的な協力関係の強化を目的とする覚書を締結しました。
2.具体的には、今後の日中企業の共同プロジェクトや日本企業が参加する中国国内のインフラプロジェクトに関する情報・意見交換、環境社会配慮についての当行からSINOSUREに対するノウハウの提供などを行うこととしています。
3.SINOSUREは、中国輸出入銀行と並ぶ公的輸出信用機関として、中国企業に対する輸出保険の供与及び中国国内のインフラプロジェクトに対する信用補完を担っており、こうした分野の情報・ノウハウを持っています。近年、第3国において日中企業が共同でプラント受注を行う機会や、日本企業が中国国内におけるインフラプロジェクトに参加する機会は増加傾向にあります。当行は、本覚書を通じてSINOSUREと戦略的な協力関係を築くことにより、日中両国企業のビジネス促進を支援します。
4.また、本覚書締結による両国の緊密な連携及び情報交換を通じて、日中企業の共同プロジェクトを実現させることなどにより、日中の相互補完と協調によるWin-Winビジネスの構築が期待されます。当行は、金融面での直接的な支援のみならず、こうしたな取組みを活用して、今後も日本企業の国際ビジネスにおける競争力の確保に向け、総合的に支援していく方針です。