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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.25.Mon
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2007'06.06.Wed

三井情報開発とマイクロソフト、大規模企業向けITガバナンスの構築支援で協業

三井情報開発とマイクロソフトが、ITガバナンスの構築支援で協業 

~大規模企業へのITIL導入で実績のある三井情報開発と分析フレームワークと運用管理ツールを持つマイクロソフトが協力し、大手企業向け市場開拓~  


 三井情報開発株式会社(本店:東京都中野区、社長:増田 潤逸)、マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:ダレン ヒューストン)は、大規模企業のITガバナンスの構築支援において協業します。特にITIL(R)(注1)導入案件での共同プロモーション活動を通じて、コンサルティングからプロセス支援ツール導入までの一貫したサービスの提供を目指します。

 大規模企業では、情報システム(IT)運用費用の増大やITサービス停止が直ちに業務停止に繋がるなどIT運用への依存度が高まっていることもあり、ITガバナンス確立、特に運用サービスの分野では、業界標準であるITILの導入の関心が高まっています。これまで導入にかかる工数やコストの面からITIL導入企業は多くありませんでしたが、内部統制の整備を契機に導入を検討する企業が急増しています。また、2008年4月から始まる会計年度より適用される金融商品取引法(通称:日本版SOX法)では、IT全般統制の構築が企業に求められており、ITILなどの業界のベストプラクティスを利用した対応を始める企業が増えています。

 三井情報開発は、内部統制で米国SOX法準拠のIT統制コンサル、内部監査代行サービス及び日本版SOX法でのIT統制コンサル、文書化コンサル、内部監査支援コンサルで豊富な実績があり、ITILプロセス構築では実際に内部統制監査を通して得た経験を強みとしています。親会社の三井物産は米国SOX法に対応しており、そのうちIT全般統制について、三井情報開発が提供しているITILプロセスによるアウトソースサービスは米国SOX法への適応性が高く監査法人より評価されています。これらは上場企業にとってITILプロセス導入が、内部統制におけるIT全般統制の大部分に適用できることを示しています。

 マイクロソフトは、法人市場向けビジョンである「People-Readyビジネス」(注2)の実現を支援し情報システム部門の課題解決を図るため、2006年8月28日に「企業成長の課題をITの視点から分析する無償サービス」を発表しました。本サービスにおいては、業界標準であるCOBIT(R)を基準にITILなどのフレームワークでコンプライアンスを実現するITガバナンス分析サービスを提供すると共に、ITILをベースにしたIT業務プロセスの統制と効率化に有効なシステム管理製品群「Microsoft(R) System Center」を中心としたソフトウェアの提供を通じて、企業のシステム管理業務の簡素化を支援しています。

 今回の協業では、マイクロソフトの提供する分析サービスを基に、大規模顧客のITIL対応の実績を持つ三井情報開発が、コンサルティングやアウトソーシングサービスからマイクロソフト製品を中心としたシステム管理業務の改善のためのITツールの導入まで、一貫したソリューションを提供します。企業はITILをベースにしたITガバナンス体制の構築と、IT全般統制の構築を短期間で効率よく低コストで実現することが可能となります。

 両社は、ITガバナンス構築とITIL導入を検討する企業に向け継続的なプロモーションを共同で行い、『ITガバナンス分野』でのマーケット・リーダーを目指して、初年度は20社からの受注と4億円の売上げを目標とします。

 共同プロモーション活動として、2007年1月24日(水)に共同セミナー『ITIL導入コンサルティングとその導入事例』(“先端企業に学ぶITIL導入事例とITILが内部統制監査でどう役立ったかを語る”)を開催します。


【 開催概要 】
 ●テーマ:『ITIL導入コンサルティングとその導入事例』
      “先端企業に学ぶITIL導入事例とITILが内部統制監査でどう役立ったかを語る” 
 ●日 時:1月24日(水)14:00-16:30 (受付開始13:30) 
 ●場 所:日本橋Fタワープラザ 中央区日本橋浜町3-22-1 
 ●ご応募URL:http://www.mki.co.jp/ITIL.html

【 セッション内容 】
 「IT全般統制を契機としたITIL導入について」
   三井情報開発(株) 取締役 土屋 哲雄
 「ITIL導入の実務ポイントとコンサル手法」 
   三井情報開発(株) ITIL上級コンサルタント 戸辺信之
 「<先進導入事例1> 三井物産に学ぶITILの導入事例」 
   三井物産(株)情報戦略企画部情報システム室長 神戸信光
 「<先進導入事例2> マイクロソフトにおけるITIL導入事例」 
   マイクロソフト(株) シニアアーキテクト 加藤 寛二

 
 今後は毎月、共同で「ITIL導入コンサルセミナー」を開催する他、ITIL導入を考える企業同士の情報交換会として「ITIL導入協議会」の運営も共同で行う予定です。


(注1)ITIL(R)について
 ITIL(R)とはITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワークです。1980年後半に英国の政府機関が作成・文書化をし、IT運用における実際の知識・ノウハウが集約されています。ITIL(R)を啓蒙・推進するユーザフォーラムのitSMFには世界中で1000以上のメンバが参加しており、ITIL(R)は欧米で業界のデファクト・スタンダードと認知されています。
 ITIL(R)(IT Infrastructure Library)は、英国及び欧州連合各国における英国政府OGC(Office of Government Commerce)の商標又は登録商標です。 

(注2)「People-Readyビジネス」について
 「People-Readyビジネス」は、「企業にとって最も重要な経営資源は「社員」であり、「社員」の潜在力を最大限に引き出すことがビジネスの成功につながる」というマイクロソフトの企業向けビジョンです。詳細は、Webサイト http://www.microsoft.com/japan/business/peopleready/ を参照。 

< 添付資料1 >
 (※ 関連資料を参照してください。)


◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。 
 マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
 マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
   
*Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 

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