新日鉄エンジニアリング、インドのTCIL社から電気錫めっきラインを受注
インド・TCIL社より電気錫めっきラインを受注
新日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 羽矢 惇)製鉄プラント事業部(事業部長 高橋 誠)は、インドTataグループのブリキメーカー The Tinplate Company of India Limited(通称 TCIL社)より、電気錫めっきライン(ETL)の全体エンジニアリングと、主要機器を受注しました。
TCIL社は、インド国内のブリキ需要の伸びに対応するため、2基目となる本ETLの建設を決定し、この結果、同社の生産能力は現状の年間15万トンから35万トンに増える見込みです。設備の稼動時期は2008年春の予定です。
商談には、欧州企業数社が参加しましたが、2004、2005年に当社が実行した既設ETLの改造工事や、全世界での25基(改造含む)の納入実績、価格競争力等が評価され、受注に至りました
当社は、中国に次ぐ市場としてインドでの営業活動を強化しており、今後ともインドでの製鉄プラントの拡販に注力していきます。
【 参考:TCIL社 概要 】
概 要:1920年設立。インドのブリキトップメーカー。筆頭株主はTata Steel(インド民間最大の鉄鋼メーカー)
代表者:Bushen Raina(ブーシャン・ライナー)
資本金:約1,412百万インドルピー(約3,629百万円)
生産量:約15万トン(2005年度)