日本軽金属、地球温暖化・環境対策製品サイト「ECOエネルギー環境」を開設
地球温暖化・環境対策製品サイト「ECOエネルギー環境」を開設
日本軽金属株式会社(本社:東京都品川区、社長:佐藤薫郷、以下、日軽金)は、日軽金ホームページ内( http://www.nikkeikin.co.jp )において地球温暖化防止・環境対策製品サイト「ECOエネルギー環境」を開設し、2006年12月27日より公開します。
当社グループでは、グループ各社が地球温暖化防止および環境対策に関する製品・技術の開発を推進しています。今回開設する「ECOエネルギー環境」においては、既に販売中の製品(太陽熱集熱ウォール、窓用遮熱フィルム、屋根用遮熱防水シート、真空断熱パネル)と開発中の案件(北面採光システム、ソーラーハニカム一体パネル)を紹介しています。今後も地球温暖化防止および環境対策の分野で販売開始あるいは開発にめどがたった製品について順次掲載する予定です。
2005年に京都議定書が発効し、日本には、温室効果ガス排出量の削減に関して2012年までに基準年(1990年)比6%減の目標が課されています。政府の達成計画(注)では、業務部門(オフィス・学校・病院・店舗等)と家庭部門に削減の主眼が置かれています。しかし、現状では温室効果ガス排出量が削減目標を相当量上回っているため、今後削減目標の達成に対策がさらに強化されることが予想されます。そのため、地球温暖化対策にかかわる製品・技術の開発の重要性が増すと考えられます。
エネルギー価格はこのところの需要の増加を受け、高止まりを続けています。特に原油価格は、一時の価格よりは低下しましたが、依然高い水準を維持しています。当社では、1973年の第一次石油危機、1979年の第二次石油危機後のエネルギー価格高騰期に省エネルギー製品の開発に注力してきた経緯があるため、過去からの経験の蓄積を活かした地球温暖化対策製品の開発が可能です。
また、当社グループでは、地球温暖化対策のみならず、環境対策に関する製品・技術の開発にも取り組んでいます。例えば、昨今の都心居住回帰による都心部でのマンションなど高層建築物の建設増加による日照阻害に対して、高反射性アルミニウムシートを高平滑性パネルに貼り合わせたミラーパネルによる太陽光の反射を利用した「北面採光システム」を提案する予定です。
当社グループでは、グループ各社の技術と資源を組織横断的に活用して開発にあたる、いわゆる「横串活動」を推進しています。温室効果ガス排出量削減、エネルギー価格の高騰および環境への対策など今後のニーズの拡大が見込める製品・技術に関して「地球温暖化対策と環境を考える」をコンセプトに、「横串活動」を活用して開発活動に積極的に取り組んでまいります。
(注)2005年4月28日閣議決定「京都議定書目標達成計画」による
< 添付資料 >
(※ 関連資料を参照してください。)