あおぞら銀行、再生ファンド「北海道しんきんリカバリ」を設立
< 再生ファンド「北海道しんきんリカバリ」設立について >
株式会社あおぞら銀行(社長:水上 博和)ならびにあおぞら債権回収株式会社(社長:米田 豊)は、北海道内23信用金庫との間で信用金庫取引先の企業再生支援で提携いたしました。あおぞらグループが取り組んできた事業再生ノウハウを活かし、北海道内の信用金庫がこれまで独自に行なってきた中小企業再生支援の促進を図ります。
これは、当行が中期成長戦略の一つとして掲げている「強固な地方金融機関のとのリレーションシップ」に基づく取り組みであり、新しいビジネスモデルとして、今後のビジネスの拡大につながるものになります。
1.ファンド設立の特徴・目的
北海道内信用金庫の取引先のうち、再生支援が必要な中小企業に対する貸付債権および保証・担保権を譲渡する再生ファンドを、あおぞら銀行の100%出資にて設立します。ファンドの運営を企業再生の実績・ノウハウに長けたあおぞら債権回収株式会社が担うことにより、質の高い再生サポートが可能となり、道内の23信用金庫と共に北海道内の中小企業の再生支援を促進し、北海道経済の活性化に貢献することが見込まれます。
2.ファンドの概要(別添のスキーム図参照)
(1)ファンド名:北海道しんきんリカバリ
(2)ファンド構成:匿名組合方式
(3)匿名組合員:あおぞら銀行(100%出資)
(4)営業者:北海道しんきんリカバリ有限会社(あおぞら債権回収の子会社)
(5)対象債権:一時的な収益悪化や本業以外の事情により債務超過などに陥っているが、技術力や将来性などを背景に再生可能性のある中小企業向け貸付債権等
(6)設立時期:平成18年11月
(7)事業期間:5年間を目処とする
(8)出資上限:30億円
(9)業務委託:再生業務、債権の管理等は、あおぞら債権回収株式会社に委託する
以 上
●別添
(※ 関連資料を参照してください。)