リスクモンスター、ジンテックに資本参加及び業務提携
株式会社ジンテックへの資本参加のお知らせ
~電話番号の利用状況を瞬時に把握する特許技術「TACS」との連携で
与信管理ASPサービスや営業支援サービスの付加価値向上を実現~
リスクモンスター株式会社(以下リスモン、本社:東京都千代田区/代表取締役社長:菅野健一、http://www.riskmonster.co.jp)は、電話交換機からの送出信号を解析する交換機解析技術を保有する株式会社ジンテック(以下ジンテック、本社:東京都千代田区/代表取締役:内海勝統、http://www.jintec.com/)に資本参加及び業務提携いたしました。
1.資本参加の経緯
ジンテックの独自技術「TACS」(タックス)は、電話交換機に接続した段階で、固定電話の電話番号の有効・無効・移転等を、瞬時に全自動で把握することが可能です。またジンテックは個別の電話番号の利用状況を過去数年に亘る膨大なデータベースとして蓄積しており、多くの企業において与信やマーケティングに利用されております。
ジンテックの技術およびデータベースと、リスモンの持つ約170万件の企業データベースを組み合わせることで、リスモンの与信管理ASPサービス(企業格付精度の向上や取引先の動態管理サービス「e-管理ファイル」のアラーム機能増強)や営業支援サービス(データエントリー業務に電話番号の利用状況を追加等)の各付加価値向上が期待できると判断したことにより、資本・業務提携を決定いたしました。
今後、リスモンは約3,300の法人会員に対し、より付加価値の高いサービスを展開していくことが可能となります。
2.株式引受の内容
(1)取得株式の種類 普通株式
(2)株式取得 700万円 (出資比率:約2.5%)
(3)株式取得日 2006年12月25日
■株式会社ジンテック(1993年4月設立)
独自の通信技術とそれをベースとしたリスクマネージメントソリューション、マーケティングソリューションという2つのソリューションを持って、「善良で優良な顧客をCreate&Built」することを実現する「総合顧客創出事業」を展開しています。独自の技術、全自動電話番号クリーニングシステム「TACS」は特許を取得しています。
◆所在地 東京都千代田区二番町11-7住友不動産二番町ビル3F
◆代表者 内海勝統
◆URL http://www.jintec.com/
◆事業内容
・リスクマネージメントソリューション、与信管理サービス(入会審査・途上与信支援)
・マーケティグソリューション、顧客創出サービス(販促支援・顧客リレーション支援)
■(ご参考)全自動電話番号クリーニングシステム「TACS」(タックス)」
「TACS」は、電話機を鳴らさずにNTT交換機に接続した段階で電話番号の利用の開通・不通・移転を、瞬時に全自動で判別できます。日本をはじめ米国、EU、カナダ、オーストラリア、中国、韓国など10カ国で特許を取得しております。(日本:2607043号、2801969号、3140967号)
【TACSの特長】
TACSは、ITU(International Tele-communication Union)の国際標準ルールに基づいて発信される交換機の公開送出信号を受信し、さらにそれを解析することにより、電話番号の利用状況を調べるシステムです。
・無鳴動
相手の電話のベルを鳴らすことなく、相手の電話の利用状況を判断できます。
・リアルタイム
常に最新の電話利用状況が把握できます。
以上
■リスクモンスター株式会社(大証ヘラクレス:3768)(2000年9月設立)
総合商社の与信ノウハウと、約170万件の企業データベースを元に、インターネット経由で与信管理ASPサービスを提供し、現在3,331(2006年9月末時点)の法人会員を有し「与信管理のアウトソーシングサービス」という新しいサービス形態でNO.1企業の地位を獲得しています。一方、新たにマーケティング業務の効率化を支援するBPO子会社「リスモン・マッスル・データ株式会社」の設立や人事総務業務支援サービスを立ち上げるなど、多様な会員企業様のニーズを捉えたASP サービスの拡充と、各種BPO事業展開を推進しております。