いすゞ、欧州ディーゼル開発会社を完全子会社化
いすゞ、欧州ディーゼル開発会社を100%子会社化
いすゞ自動車株式会社(以下:いすゞ)は、欧州におけるディーゼルエンジン開発会社「いすゞ モーターズ ジャーマニー(Isuzu Motors Germany GmbH: 以下IMG)」の出資比率を43%から100%に引き上げ、完全子会社化した。
いすゞはこれにより、GMとの協業関係は従来通り行いつつ、欧州におけるディーゼルエンジン開発事業を強化する。IMGは、2002年12月のいすゞ新3ヵ年計画以来、いすゞ モーターズ ヨーロッパ(いすゞ100%出資)が5.1%、ISPOL-IMGホールディングス(いすゞ40%、GM60%出資)が94.9%の出資比率で運営されてきたが、今回ISPOL-IMGホールディング全保有株式をいすゞが購入した。
いすゞは、ディーゼルエンジン開発におけるグローバル三拠点体制を構築し、ディーゼルエンジン先端技術の開発を推進していく。IMGは、これまで欧州において、いすゞ/GMのディーゼルエンジン開発、品質保証業務等を担ってきた。今後はGMとの既存事業は継続しつつ、日本(藤沢工場)、アメリカ(いすゞ モーターズ アメリカ)と同様に今回完全子会社化され、欧州におけるいすゞのディーゼルエンジン先端技術開発センターとして位置付けられる。いすゞはグローバル三拠点開発体制を効率的/効果的に強化するため、今後必要な設備投資を積極的に行っていく。
また、今回これと併せて、いすゞおよびGMのディーゼルエンジン開発リソース活用の一環として、GM いすゞディーゼルエンジン エンジニアリング(GMIDEL)の業務を順次、いすゞとGMへと要員を含めて移管していく。
以 上
添付資料:IMG会社概要(従来)