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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'05.03.Fri
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2007'06.23.Sat

STマイクロ、DVDなど向けデュアル・ビデオ・ストリーム高解像度デコーダ・チップを発表

STマイクロエレクトロニクスが
世界初デュアルHDTVデコーダ・チップを
65nm技術で製造することを発表

STB、デジタル・ビデオ・レコーダ、およびDVD向けデュアル高解像度SoCが
HD DVDおよびブルーレイ・フォーマットの両方をサポート


 セット・トップ・ボックス(STB)*向けICの世界的なサプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、STB、デジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)およびDVDプレーヤ向けの新しいデュアル・ビデオ・ストリーム高解像度(HD)デコーダ・チップSTi7200を発表しました。
 この高集積システム・オン・チップ(SoC)は、高解像度の衛星およびケーブルテレビに加えてHD DVDおよびブルーレイ・フォーマットの両方をサポートします。最先端の65nmプロセス技術で製造されるため、低消費電力を実現し、競争力のある価格設定が可能です。このようなデバイスがこのサイズで実現されるのは世界初です。

 STi7200デュアルAVCおよびVC-1デコーダは、現在STB/DVD向け商品群の頂点に位置づけられています。2つの高解像度ビデオ・ストリームを同時にデコードすることができるため、ユーザは幅広い視聴および録画オプションを選択することができます。STi7200は、すでに確立されているSTB7109のアーキテクチャを共有しており、従来製品に2倍の複合機能を追加したり、現行STB製品に先進の設計を移植することも容易にできます。

 消費者は、近年増加している高解像度コンテンツを視聴できる高解像度デコーダをベースにしたSTBを要求しています。たとえば複数のテレビがある家庭では、さまざまなビデオおよびオーディオ機能を持つ機器により、さまざまな場所でプログラムを視聴することができます。STi7200は2台のSTBを設置するコストと煩雑さを排除し、複数のコンテンツ・ストリームを簡単に行えます。
 デュアル出力により、視聴者は高解像度プログラムを2台のテレビを使い、1チャネルでは高解像度で、もう1チャネルではチップ上で通常の解像度に下げて見ることができます。

 デュアル高速イーサネット・ポートが高解像度コンテンツの家庭内での効率的配信をサポートするため、チップはケーブル、衛星、IPおよび地上放送のSTB、DVR、DVDプレーヤ/レコーダ、ホーム・ゲートウェイ、およびメディア・サーバーなどの機器でホーム・ネットワークの中心になることができます。デュアル・トランスポート・ストリーム・プロセッサにより、最大4チャネルの録画と並行して2チャネルの視聴または録画時再生など、柔軟なDVR設定が可能です。
 システムには2つのSATA(シリアルATA)ディスク・ドライブ・インタフェースおよび3ポートのUSBが接続できます。

 配信元のコンテンツおよびサービスを保護するために、STの第4世代セキュリティ技術が組み込まれており、信頼性の高いハードウェアによる柔軟なシステム構築を可能にします。STi7200は、SVP(Secure Video Processor)およびWindows Media DRM 10規格をサポートしているため、ユーザの機器間でデジタル権利の受け渡しが可能です。
 セキュア接続は、High bandwidth Digital Media Interface(HDMI)およびHigh Definition Copy Protection(HDCP)インタフェースを通じて行われますが、どちらも民生機器を最新の高解像度ディスプレイに接続するために必要です。

 STi7200は、H.264/AVC、MPEG-2およびVC-1デコーディングのサポートにより、すべてのHD市場で使用できます。さらにこのデバイスは、必要なビデオ/オーディオ規格をすべてサポートすることによって、HD-DVDおよびブルーレイ高解像度DVDに対する最新の要求に対応します。同時に、現在および将来のコピーガード技術にも対応しているため、メーカーは両方の市場に対応するために1つのハードウェアを設計するだけで済みます。開発サポートには、ソフトウェア・ツール、Linux、Windows CEおよびOS21、そしてローレベル・ドライバ、幅広いミドルウェア・ドライバのサポートが含まれます。

 STのホームビデオ部門のジェネラルマネージャMonica de Virgiliisは次のようにコメントしています。「我々は、STBおよびDVD向け最先端チップの複合化機能を倍増し、新しいインタフェースを追加し、加えてこれを65nm技術で製造することにより、システム・メーカーに最もコスト効率のよいHD構築ブロックを提供します。メーカーはこれを幅広いハイエンドなマルチメディア製品で使用することができます。すべてのHD規格を安全にサポートしているため、消費者は高度なホーム・エンタテイメント・ネットワークを設定することができます」。

 STi7200は現在コスト効率に優れ4層PCB配線が可能な35 x 35 PBGAパッケージにてサンプル出荷中です。量産価格は約30ドルです。

* “MPEGビデオIC: H.264に移行”. Instat2006年7月


STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2005年の売上は88.8億ドルで、純利益は2億6600万ドルでした。
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
 ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
 STグループ(英語): http://www.st.com


◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6018 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟18階
STマイクロエレクトロニクス(株)
Consumer & Communication本部
TV & STB製品部
TEL: 03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216

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