住友生命、中国の現地合弁会社が四川省に支店を開業
中国人保寿険有限公司の四川支店開業について
住友生命保険相互会社(社長 横山進一)と、中国最大手損害保険会社を傘下に有する中国人保控股公司(英文名:PICC Holding Company、董事長 唐運祥)が設立した合弁生命保険会社である中国人保寿険有限公司が、1月16日に中国四川省に支店(所在地:成都市)を開設いたしました。
四川支店は、北京支店、湖南支店、吉林支店に次ぐ4番目の支店となります。四川省では政府による西部大開発政策に基づき、産業開発が重点的に進められており、近年、生命保険市場が最も著しく成長している地域となっております。
中国人保寿険有限公司は、知名度の高いPICCのブランド力を発揮すべく、全国的な視点から、経済発展の著しい東部沿海部のみならず内陸の都市を含む特色のある営業展開を目指しております。一昨年11月の開業以来、同社の保険料収入は順調に推移しており、昨年1月~11月累計で671百万元(約100億円)となりました。代理人数も開業当初の約50名から、昨年12月現在で7000名に増強しております。開業から1年余りですが、同社のシェア(収入保険料ベース)は、全国43社ある生命保険会社中17位、外資系生命保険会社では7位となっております。引き続き、高品質のコンサルティング・セールスにより信頼性を高め、全国主要都市に営業地域を順次拡大し、会社の成長を通じて中国における生命保険の普及に貢献することを目標としております。
また、四川支店開設にあわせて、四川大学医学部の学生に対する奨学金の支給を行います。
この奨学金制度は、生命保険事業の基礎となる中国の医学の普及・発展を支援すべく、当社・中国人保寿険有限公司・大学の協力により実現した制度であり、年間700名程度の医学生に対する奨学金の支給を予定しております。既に北京大学の医学生150名、湖南省中南大学の医学生110名、吉林大学の医学生80名に対して奨学金の支給を行っており、今回は四川大学の医学生70名を対象としております。
以 上
*詳細は添付資料をご参照ください。