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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.24.Sun
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2007'06.11.Mon

イーソルとCDAJ、形式手法ベースの組込みソフト開発で技術パートナー契約を締結

CDAJとイーソルはSCADEを中心とした形式手法ベースの組込みソフトに関する
技術パートナー契約を締結


 株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン(本社:神奈川県横浜市 以下CDAJ)とイーソル株式会社(本社:東京都中野区 以下イーソル)は、このたびモデルベース組込み制御ソフトウェア開発支援ツール「SCADE」を中心とした形式手法ベースの組込みソフト開発に関する技術パートナー契約を締結しました。

 社会インフラとしての組込みシステムの重要性は増大する一方であり、高信頼性ソフトウェアを効率的に供給する必要があります。また一方では、機能安全などの国際規格に適合した製品を開発しなければなりません。

 CDAJが提供するSCADEは機能安全等の規格に適合したソースコードを生成可能な、機能安全規格IEC-61085認定済みの形式手法ベース設計・検証ツールです。一方、イーソルのリサーチ&コンサルテーションサービス部は、30年に及ぶ組込み開発経験をベースに最新の開発プロセス構築技術、形式仕様記述、形式検証技術を応用したコンサルテーションを提供しています。両社が提携し、得意分野を掛け合わせることで、SCADEを使用した各種高信頼性組込みソフトウェア開発を、強力にサポートしていくことが可能となりました。今後、自動車・医療機器・半導体製造装置・ロボットなどの多くの産業分野をターゲットとして展開していきます。

 SCADEは、安全性を重要視した組込みシステムのアプリケーションソフトウェア開発をモデルベースと形式手法によって支援するツール環境です。状態遷移系とデータフロー系が混在したリアクティブシステム仕様や詳細設計を直感的に記述し、その設計をシミュレーションや形式検証技術によって検証することができます。検証後に生成されるCコードは、モデル構文との一致性が認証という形で認められているため、信頼性の高いコードが生成され、コードレベルでのテストを削減することができます。航空分野のDO-178BレベルA、機能安全規格IEC-61085 SIL4の認証を受けています。

 イーソルのリサーチ&コンサルテーションサービス部では組込みソフトウェア開発における問題点や課題を解決するために、お客様に最適な組込みソフトウェア開発のプロセスと技術を提案しています。単なる流行の手法やテクノロジを追うのではなく、実践的な導入を行います。経験豊かなコンサルタントによる形式手法を用いた要求検証や設計手法コンサルタントとイーソルが積み上げてきた組込みソフトウェア開発に関する知見・経験・ノウハウを用いて、適切で効果的な支援を行っています。

 SCADEの日本総販売代理店であるCDAJのSCADEプロダクトマネージャーである小西 晃輔氏は、「SCADEは、機能ありきというよりは、規格や開発プロセスで必要とされる技術・手法をツールの機能として提供している点が特徴であるため、ツールの使い方だけなく、コンセプトの理解やプロセスへの統合などを提案できて初めてツールの良さがフルに発揮できると思います。この点からも今回の提携は、両者の技術・経験をお客様に提供できる方法だと信じています。」と述べています。さらに、CDAJ代表取締役社長 徐 錦冑氏は、「SCADEは形式手法に基づいた安全な組込みソフト開発をサポートするツールで、モデリングから、モデル検証、自動コード生成まで完結した環境でサポートするという意味では画期的ともいえます。新しい故に、お客様に使い方から活用の仕組みまで提案する必要があります。イーソル社の長年のコンサルティング技術と経験は非常に重要です。今回の提携はお客様に、またイーソル社と小社にとっても非常に有意義なことだと思います。」と述べています。また、イーソルのプリンシパルコンサルタントである藤倉 俊幸氏は、「弊社は今まで、パブリックドメインのツールを利用して形式手法の普及に努めてきました。今回、実績ある商用ツールであるSCADEを利用できるようになったことで、コンサルテーションの領域が拡大できると期待しています。」と述べています。イーソルの代表取締役社長である澤田 勉氏は「機能安全は今後最も注目され、必要となっていきます。イーソルとしても全社を挙げて注力していくつもりですので是非ご期待くださいますようお願いします。」と述べています。


*本文中に記載の会社名、商品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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