三菱電機、「エレベーター地震時管制運転システム」の新機能2製品を発売
地震発生時により早く利用者の安全を確保し、エレベーター機器も保護する
三菱エレベーター地震時管制運転システムの新機能2種を発売
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、「エレベーター地震時管制運転システム」の新機能として、「緊急地震速報利用地震時管制運転」など、2製品を5月1日から発売するとともに、地震時の運行状況を利用者に知らせる機能を4月生産分のエレベーターから順次標準装備します。これらにより地震が発生した際の利用者の安全を確保し、エレベーター機器の損傷も低減します。
【 発売の概要 】
機能名:緊急地震速報利用地震時管制運転
価格(税込み):420,000円/台
※緊急地震速報受信費用を含みません
発売日:5月1日
07年度販売目標数:120台
機能名:長周期地震時管制運転
価格(税込み):2,730,000円/セット
発売日:5月1日
07年度販売目標数:50セット
●エレベーターに標準装備する機能
地震時乗場表示・報知機能:標準形エレベーターは4月生産分から標準装備、特注形エレベーターは10月生産分から、標準装備(一部機種を除く)
【 発売の狙い 】
建物の高層化がすすみ、エレベーターが人々の生活に欠かせないものとなる一方で、エレベーターの安全性をさらに向上する地震対策が求められています。
これまで当社は、エレベーターに「P波センサー付き地震時管制運転(リスタート運転機能含む)」を業界に先駆けて標準装備したほか、地震発生後のエレベーター停止時間を短縮する「自動診断復旧機能」を発売するなど、多岐にわたる地震対策を進めてきました。
今回、新たに緊急地震速報を利用した地震時管制運転など3機能を提供し、さらなる安全性の向上を目指します。
【 新機能の特長 】
1.<緊急地震速報利用地震時管制運転> 緊急地震速報を活用して、閉じ込めを低減
気象庁から配信される緊急地震速報をもとに、エレベーター設置場所での震度と到達時刻を予測し、エレベーターに停止指令を発して、最寄りの階に停止させます。地震の震源が約80km以上離れている場合、初期微動より緊急地震速報の方が早く到達するため※1、途中の階を通過する高層建物用エレベーターでは特に効果的です。
※1: 震源の位置、震源の深さ、地震の規模等によってはこの限りではありません。
2.<長周期地震時管制運転> 長周期地震動によるエレベーター機器の被害を低減
新開発の「長周期地震動感知器」で、従来は検出できなかった長周期地震動を検知し、建物と共振するロープの揺れ幅をリアルタイムで予測することにより、揺れ幅に応じた管制運転を実施して乗客の閉じ込めを低減します。また、乗客が避難した後は、業界初の「退避運転機能」により、ロープが共振しにくい位置へエレベーターを自動的に退避させ、機器の被害を低減します。
3.<地震時乗場表示・報知機能> 乗場への表示・報知機能を標準装備
従来は、乗場にいる利用者はエレベーターが運行しているかどうかの判断がつきませんでした。
今回、乗場に表示灯を設置するとともに、エレベーターが使用できない時は乗場のボタンを押した際にアラームを鳴らして、利用者にお知らせする機能を基本仕様として標準装備※2します。
※2: 一部機種やデザインによっては表示灯、またはアラーム用のブザーを付けられない場合があります。
【 特長の詳細 】
(※ 関連資料を参照してください。)
【 地震時管制運転システムのイメージ 】
(※ 関連資料を参照してください。)
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