東洋ビジネスエンジニアリング、エイジアン・パートナーズの「エイジア」事業を統合
B-EN-Gがエイジアン・パートナーズの海外拠点会計業務パッケージ
「A.S.I.A.」(エイジア)事業を統合
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区大手町、取締役社長:千田峰雄、以下「B-EN-G」)と、株式会社エイジアン・パートナーズ(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:大久保修一、以下「エイジアン・パートナーズ」)は、海外に拠点展開する日系企業の会計業務に対応したERPパッケージ「A.S.I.A.」(エイジア)を提供するエイジアン・パートナーズの事業をB-EN-Gに統合すべく、事業譲渡契約を本日締結いたしましたので、お知らせ致します。
1. 背景
A.S.I.A.は、1996年に開発された海外対応型会計パッケージで、多言語、多通貨、各国会計基準に対応し、日本企業の商習慣に立脚しながらも各国の制度に対する高い親和性を備えています。また、A.S.I.A.はASP(※1)方式での提供も可能であり、これまでに世界15ヶ国の日系企業に採用され、約250サイトの導入実績があります。
B-EN-Gは、日本の製造業のグローバル展開ニーズに対応して、ERP導入や、生産・販売・物流分野に特化した自社ライセンス製品の「MCFrame」(エムシーフレーム)を含むSCM構築を行ってまいりました。
MCFrameは会計機能を持たないため、会計機能も含めた導入では、他システムとの連携が必要となりますが、昨年10月から海外拠点向けにA.S.I.A.との提携を進めてまいりました。
※1:ソフトウェアをユーザのサーバ環境にインストールするのではなく、システムの機能だけをブラウザを通して「サービス」としてご提供する形態。
2. 統合のねらい
グローバル化する日本の製造業では、日本本社と海外、とりわけ中国をはじめとするアジア拠点間の生産、販売、物流、会計などの業務が多種多様化してきており、これに対応したITによるシステム統合化ニーズが急速に高まってきております。
こうしたグローバル展開する日系企業のニーズに迅速に対応するため、今般、MCFrameのSCM機能とA.S.I.A.の海外拠点向け会計機能との連携関係を一層推し進め、一体的なワンストップソリューションとして提供することを狙いとして、事業統合する運びとなりました。
あわせて、両社の中国、ASEAN地域の拠点を統合し、販売・提案活動を含むお客様へのサポート体制を強化することにより、総合的なサービス向上を図ってまいります。
3. 事業譲渡日
平成19年5月1日
4. 当事会社の概要
* 関連資料 参照
以上