アイザワ証券、「MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド」の募集を開始
MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド募集開始に関するお知らせ
当社は、ケイマン籍の契約型外国投資信託(米ドル建て)『MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド』の募集を、平成19年4月15日より開始いたします。フィリピンの株式に投資するファンドとしては、日本国内で唯一のファンドです。
運用は、フィリピンに拠点を置く「ミューチュアルファンド・マネジメントカンパニー・オブ・フィリピン社」が行います。
当初募集期間は、平成19年4月15日から4月26日迄です。設定日は、平成19年5月7日です。
【 『MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド』の商品内容について 】
1.投資目的
1)『MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド』は、主としてフィリピンで設立された企業またはフィリピン関連企業(※注))によって発行された株式および株式関連証券等に投資し、収益および長期的な元本の増加を追求します。
注)フィリピン関連企業とは、フィリピン証券取引所に上場されている企業または、フィリピンで営業を行うもしくはフィリピン経済に影響を受けるビジネスを行っており、その他の取引所に上場されている企業を指します。
2) また本ファンドは、上記の株式および株式関連証券等に投資するファンド等にも投資を行います。
2.運用会社について
ミューチュアルファンド・マネジメントカンパニー・オブ・フィリピン社(MFMCP)は、フィリピン国内大手の投資グループのであるATRキムエン・グループの資産運用会社です。
ATRキムエン・グループの親会社ATRキムエン・ファイナンシャル・コーポレーション社は、フィリピンの投資銀行であるATR社が47%、シンガポールのキムエン・ホールディングス社が39%を出資している合弁会社です。
3.フィリピンの基本データ
※ 関連資料参照
4.フィリピンの経済
フィリピンの2006年度の実質GDP成長率は前年比+5.37%となり、サービス産業主導で堅調に推移しています。フィリピン中央銀行は、2007年の実質経済成長率を5.5%~6.5%と予想しております。
周辺国と比べてフィリピンは、労働者の英語力、教育水準が総じて高く、また低コストであることから、外国企業の進出先、あるいはコールセンターや各種事務処理業務、ソフトウェア開発やコンテンツ作成業務などのアウトソーシング先として、近年その重要度が高まっています。
外国企業による認可ベースの直接投資額は、90年代後半のアジア通貨危機の影響により、1997年ピーク時点の2,622億ペソから大きく落ち込みました。しかし、2003年から上昇に転じ、2003年から2006年にかけての4年間で、340億ペソから1,520億ペソへと約5倍に増加し、フィリピン経済を押上げています。
海外で就労するフィリピン人の本国への送金額が、2006年には120億ドルを突破するまでに拡大しており、フィリピンにとって大きな外貨収入源であるとともに、国内消費を下支えする要因となっています。
5.フィリピンの株式市場について
2006年末現在、フィリピン証券取引所には240社が上場しており、時価総額は約6~7兆ペソ(約15兆円)で、1日の売買代金は約22億ペソ(約55億円)程度となっています。近年フィリピン株式市場は、1997年のアジア通貨危機以前のような活況となっています。
※PSEiインデックスの推移・フィリピン株式市場データは関連資料をご参照下さい。
【 『MFMCP-アイザワトラストフィリピンファンド』の概要について 】
※ 関連資料参照
以上