凸版印刷、中部事業部の名古屋工場を増築し設備・運用面など生産体制を強化
凸版印刷 中部事業部名古屋工場を再構築し、
設備面・運用面・環境面で生産体制を強化
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立 直樹、以下 凸版印刷)は、この度、中部事業部名古屋工場を増築、既存の工場も再構築を行い、設備面・運用面で生産体制を強化しました。
今回、名古屋工場を増築したことで、お客さまの需要にスピーディに対応できる体制を実現しました。今後、景気拡大が予想される名古屋を中心とした東海エリアの市場をリードしていきます。
<背景>
凸版印刷 中部事業部では、中部地区内の印刷関連ニーズに幅広く応えるべく、カタログ・チラシ・ポスターをはじめとした商業印刷物を製造する「名古屋工場」、軟包装印刷物を手掛ける「松阪工場」と紙器印刷物を製造する関連会社三ヶ日凸版印刷(株)の「三ヶ日工場」の拡充を図ってきました。
2006年には松阪工場にエレクトロニクス分野、医療医薬分野などより高いクリーン度が要求される包装材料に対応するためクリーン棟を増築いたしました。
<新名古屋工場の特長>
増築した工場では、既存工場と合わせて、より効率的な業務運用が行えるように企画、営業・事務、プリプレス、印刷といった部門を再配置。
名古屋工場では、品質マネジメントシステムの国際規格である『ISO9001(2000年版)』を取得しており、これまでも品質保証体制を築いてきましたが、今回各部門の連携を一層強化し、総合品質保証体制を再構築しました。設備面の強化とあわせて高品質なサービスと製品を
提供できる体制を整えていきます。
情報管理に関してもICカードを使った入退出管理システムを導入したり、財団法人日本情報処理開発協会より認定を受けた「プライバシーマーク」の規定に対応した作業ルームを特設するなど、高いセキュリティ性を確保した体制を敷いています。また、省エネルギーシステムを導入し、地球環境への配慮・作業環境の快適性を今まで以上に高めました。
その他、凸版印刷の商材を紹介するショールーム(PLAZA21)とプレゼンルームを開設し、お客さまの課題解決に向けた提案も積極的に行っていきます。
<新名古屋工場の概要>
名称 : 凸版印刷(株)中部事業部
所在地 : 名古屋市西区野南町19
敷地面積 : 17,146m2
建築面積 : 総面積 8,895m2
延床面積 : 総面積 33,077m2(増築前 22,091m2)
階数 : 地上5階建(一部6階)
主体構造 : S造、一部SRC造
着工 : 2006年1月
竣工 : 2007年3月
以 上