デンソー、タイのバンコク市近郊に生産企画や管理・支援業務などの新会社を設立
デンソーの豪亜地域統括拠点がタイに新会社を設立
―新会社にテクニカルセンターを設置―
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:深谷紘一)は、シンガポールにある豪亜地域の統括拠点、デンソー・インターナショナル・アジア社(略称:DIAS)の100%子会社として、2007年2月、タイのバンコク市近郊にデンソー・インターナショナル・アジア社(社名同一、略称:DIAT)を設立しました。また、DIATの一部門として、テクニカルセンターを設置しました。新会社の資本金は約7億バーツ(約25億円)です。
DIATは、豪亜地域のデンソーグループ会社に対して、生産企画、情報システム、人材育成などの管理・支援業務を行っていきます。このため、タイ国内の販売および生産支援を行っているデンソー・インターナショナル(タイランド)社の業務の一部と、DIASが行っている業務の一部をDIATに集約します。また、テクニカルセンターでは、地域に最適な製品の開発を行っていきます。
新会社は、新しい敷地にオフィスとテクニカルセンターを含む建物を建設し、2008年春に業務を開始する計画です。総投資額は約10億バーツ(約36億円)、業務開始時の従業員数は約210名を予定しています。
なお、DIASは、財務、物流、システム開発などの分野において、豪亜地域の統括機能を継続します。
デンソーは、豪亜地域の中でも特に自動車市場が急成長しているタイと、高度な金融・物流等インフラの発達したシンガポールに、それぞれ最適な機能を配置することにより、地域全体で競争力のある事業体制の構築をめざします。
<新会社の概要>
※ 関連資料参照
【ご参考】
※ 関連資料参照