ネットエイジ子会社、映像共有コミュニティサイト「ティラ」のβ版サービスを開始
株式会社タイルファイル、映像共有コミュニティ「ティラ」のβバージョンを本日より一般公開
映像CGMを革新する操作性を向上、映像コミュニケーションを加速する新機能をリリース
純粋持株会社である当社の連結子会社で、インターネット関連事業においてデジタルコンテンツ共有サービス(映像共有型コミュニティサイト「ティラ」)の提供を行う株式会社タイルファイル(東京都目黒区、代表者:代表取締役社長 矢野 晃一)は、映像共有を軸としたコミュニティサイト「ティラ」( tila.jp )のβ版サービスを本日より一般公開しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.「ティラ」β版サービスの概要
「ティラ」は、昨年11月7日にα版として限定ユーザーに公開した後、ユーザーからの声を反映し、より簡単に映像を使ってコミュニケーションしたり表現したりできるよう、機能追加や操作性の改善を行い本日のβ版の一般公開へと至りました。
β版による大きな改善点として、ユーザーが映像ファイルのパッケージ(「タイル」)を管理するためのインターフェースの変更があります。この改善により、使い易さが大幅に向上し、ユーザーが、動画・写真などをアップロードしてオンラインでまとめ、整理するという用途に大変適したものとなりました。自分が作成したものや、自分がサイト内で見つけてきたもの、友達から送信されてきたものを、ドラッグ&ドロップを中心とした直感的なインターフェースで簡単にまとめたり、友達に送ったりということが、一層容易に実現できるようになりました。
さらに、新しく「キャンバス」という機能が加わり、自分で作成したタイル(映像データ)や、収集してきたタイルをフリースペースに自由自在に配置できます。キャンバス自体も一つのタイルとして、ティラのコミュニティサイト内を伝播するため、自分の作品をより美しく公開するためのスペースに使ったり、リッチメディアを使ったポストカードを作成し友達に送信したりといった使用法も考えられます。
このように、タイルというメディアパッケージで、作成したもの、収集したものを、他のユーザーと共有するというα版からの基本コンセプトを踏襲しつつ、β版では、映像を使った表現力と使い易さをさらに増しています。そして、映像を通して人と人、コミュニティとコミュニティを結びつける効果が、一層大きくなりました。
このような改善点、追加機能により、よりビジュアルに、人々がコミュニケーション、コラボレーションすることを支援し、コミュニティ的な要素を持つことの困難さや映像を作る壁から実現されてこなかった、真の映像を通したCGMを実現するためのプラットフォームを提供します。
今後、ネットエイジグループのコア事業の一つであるネット広告事業や他のCGMサービス群とも連携させ、グループ全体でのメディア価値の最大化、および顧客価値の拡大を目指します。
今回のβ版リリース以降も、順次機能の拡大、サービスレベルの向上を図り、β版サービス開始1年後で登録ユーザー数40万人を目指します。
【ティラのサービスの概要】
ティラは、フルFlashのインターフェースで、斬新且つ、直感的な操作性を実現した、動画・写真などマルチメディアデータを共有するコミュニティサービスを提供します。マルチメディアデータとメタデータ(説明、タグ、共有情報など)を「タイル」というメタファーを使ったインターフェースで表現し、操作の容易さと心理的効果により、情報が人から人、コミュニティからコミュニティへと、伝播するのを大幅に加速し、映像メディアのバイラルな伝播の究極的な形態を提供します。
ティラは、登録ユーザーによる招待制でサービスを開始し、招待されたユーザーは、自分で、マルチメディアファイルをアップロードし「タイル」を作成でき、タイルを裏返すことで、そのマルチメディアデータに対して、説明やタグ、コメントといったものを付与できます。
また、タイルを作成したタイルの所有者であるユーザーは、一般に公開、非公開、友達との間だけでの共有と、自由にアクセス権の設定が可能となります。
さらに、キャンバスやミキサーといった機能を使って、自分の作成した映像だけでなく、他の人が提供する素材と組み合わせて、比較的簡単に、クリエイティブな映像を使った表現ができます。
このように、ティラは、まず、映像のCGMを見て楽しめる画期的なインターフェースを、そして、登録ユーザーは映像を家族・友達などと共有する容易な方法を提供し、さらに、いろいろな形式で映像を通した自己表現が可能になる、多様な、映像を通した真のCGMを実現するための究極のプラットフォームを提供します。
【β版でティラに追加/改善された主な機能】
●タイル管理の操作性向上
登録ユーザーがログインすると、左側にメインメニューが現れ、受信したタイルを閲覧したり、自分のタイルをまとめ整理したり、友達にタイルを送ったりという基本操作がすべてメインメニューから可能となりました。
●キャンバス
αバージョンでは、レルムと呼んでいたものを置き換える新機能であり、タイル(映像データ)を自由自在にフリースペースに配置できます。キャンバスは1ユーザー何枚でも作成でき、キャンバス自体も一つのタイルとして、ティラのコミュニティ内を友達から友達へと伝播します。
●メッセージ
映像のみでなく、テキストで簡単にコミュニケーションする機能も追加されました。登録ユーザーは、他の登録ユーザーとテキストでメッセージを送受信できます。送信されたメッセージは、各登録ユーザーの受信ボックスへと届けられます。
●ホームタイル
各登録ユーザーが、自分のプロフィールやコレクションを公開する場所がホームタイルです。基本的なユーザー情報のほか、一般に公開して人に見せたいタイルや、自分の友達リストなどが、表示されます。
【CGMとは?】
Consumer Generated Mediaの略。インターネット上でユーザーが参加し、記事投稿を通じてコンテンツが生成されていくメディア。ブログをはじめ、情報共有サイト(ニュース、ブックマーク、写真、ビデオ等)、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、クチコミサイトなどがこれにあたる。
2.株式会社タイルファイルの会社概要
(※ 関連資料を参照してください。)
3.今後の見通し
本件による当社連結業績及び単体業績に与える影響は軽微であります。
以上