日立産機システム、耐熱クラスFを標準装備の新型モーター・屋外型シリーズを発売
新型モーター「ザ・モートルNeo100」屋外型シリーズ、発売開始
株式会社日立産機システム(取締役社長:椎木清彦/以下、日立産機)は、全閉外扇屋外型三相モーターにおいて、保護構造IP55、耐熱クラスFを標準装備したグローバルスタンダードモーター「ザ・モートルNeo100」屋外型シリーズを開発し、2007年4月から発売します。
モーターはポンプ、送風機、空調機器等、あらゆる産業の駆動源として幅広く使われています。
近年では、機械自体の小型・軽量化・省エネ化が進んでおり、モーターに対しても、機械に組み込む際の作業性や、使用環境への適合ニーズが強くなっています。
当社では、このような市場ニーズに対応するため、アルミ合金フレームを採用した「ザ・モートル」シリーズを平成6年9月より発売し、お客様より高い評価を頂いて参りました。
今回、これまで蓄積してきた様々なモーター技術に関するノウハウを集大成すべく、アルミ合金フレーム、ファンケース・エンドブラケット一体構造、アルミ合金ブラケット等を採用し、保護構造IP55、耐熱クラスFを標準装備し、ユーザーニーズをデザインに採り入れた、「ザ・モートルNeo100」屋外型シリーズを開発しました。
なお、本製品は4月18日から幕張メッセで開催される「第25回モータ技術展」(主催:社団法人日本能率協会)に出展いたします。
◆製品シリーズ
1.発売機種:0.4~3.7kW 2、4、6極(6極は2.2kWまで)
(順次シリーズ拡大予定。)
2.製品外観:0.4、0.75kW ⇒ 鋼板フレーム (0.75kW 6極はアルミダイキャストフレーム)
1.5~3.7kW ⇒ アルミダイキャストフレーム
◆主な特長
1.防塵・防水構造を更に強化した、保護構造IP55。
2.耐熱性を強化し、信頼性向上させた、耐熱クラスF。
3.用途別対応の強化(CEマーク、電圧・周波数のワイドレンジ化など)。
4.取付寸法はザ・モートルと同一ですので、従来品と互換性があります。
◆標準価格
<全閉外扇屋外型 0.4~3.7kW>
2極 42,735~114,450
4極 34,755~87,675
6極* 48,720~100,590
税込み(単位:円)
*6極は2.2kWまで
◆参考
「ザ・モートルNeo100」シリーズ名:モーターは日立の創業製品、2010年には100周年で今後も拡大していく目的で採用した。