ニッパツ、特殊発泡ポリウレタン生産ラインを増設
特殊発泡ポリウレタン生産ラインを増設
ニッパツ(本社・横浜市、社長・天木武彦)は、長野県駒ヶ根市にある産機事業本部化成品部の第二工場に、特殊発泡ポリウレタン生産ラインを増設いたしましたので、その概要をお知らせ申し上げます。
記
1.目的
ポリウレタンなどの樹脂を原料とした2,000mm以上の幅広のシート状製品が必要とされる、FPD(フラットパネルディスプレイ)、印刷関係などの分野へ参入し、化成品事業の売上の拡大を図る。
2.新ラインの概要
(1)長野県駒ヶ根市にある産機事業本部化成品部の第二工場に、特殊発泡ポリウレタン生産ラインを増設する
(2)新ラインは、従来のラインに隣接して敷設。熱硬化ウレタンなどの反応性原料を使用し、シート状に連続生産する装置
(3)新ラインの特長は、反応性原料を連続して塗布できる従来の塗工技術に加え、世界トップクラスとなる最大幅100インチ(2,540mm)の製品の生産が可能
(4)主要客先は、FPDや印刷関係などの製造メーカー
(5)初期投資額は総額で5億円
(6)新ラインの生産能力は月産25万平方メートル
(7)2007年4月より本格稼働
(8)今回の増設により、液晶を中心としたFPD関連や印刷分野に積極的に参入することにより、既存製品などの拡販を加え、2010年度には化成品事業の総売上高100億円を目指す(化成品事業の2006年度売上高は32億円)
以上